ニコンのこだわり2012年07月05日 22時39分23秒

東京の夕陽
いいね、この記事。ニコン信者にはたまらん(^^)

初めて買ったニコンの一眼レフは中堅オートフォーカス機F-601だったので、俺が使ったことのあるニッコールレンズはAi-Sタイプ以降のレンズばかり。F-601もその後に買ったF4も絞り優先AEを良く使っていたけど、もちろん絞りリングを回して絞り値を設定していた。

絞りリングは直感的で使いやすかったけど、ディジタル一眼レフ全盛の今となっては絞りリングなんで使ったことない人のほうが多いんだろうね。そんな20年以上前に買った絞りリングを備えるAi-SタイプのレンズがD700で現役で使えるんだから、Fマウントはホント凄いと思う。

まぁ古いレンズが最新のボディで使えるのは分からんでもないけど、驚きなのは最新のレンズがF4でも使えるという事実。さすがにフル機能とはいかず、当然ながら絞りリングのないGタイプレンズでは絞り優先オートが使えないし、手ブレ補正も機能しない。

だけどF4にレンズ内モータを内蔵したレンズを装着するとAFが動作する。正直言ってホントこれには驚いた。F4の先見性には驚かずにいられないけど、そのシステムの完成度も驚愕に値する。1988年に発表されたF4に搭載されているシステムが、最新のディジタル一眼レフでも使われているということだ。

50年前に発表されたFマウントは今も現役。電気のコンセントと電球のソケットくらいじゃね?50年以上変わってないモノって(^^;