新浦安2012年07月13日 22時28分13秒

上を向いて歩こう
新浦安にはマンションがたくさん建っている。震災前はブームと言うべき状況で、駅から徒歩30分以上の物件が飛ぶように売れていた。震災で新物件の建築は一段落してるようだけど、たくさんの築浅マンション群でいっぱい。

新浦安のマンション群を見てて心配なのが30年後の状況。全てが築浅のマンションなので、居住者は子供のいる30-40代の家族が中心。世代が偏っているので、一気に高齢化が進むのは間違いない。30年後は多摩ニュータウン状態が約束されていると思うのだが、どうだろう。

マンションの周りには公園が作られているんだけど、震災の名残で歩道がデコボコに荒れてたり雑草が蔓延ってたりする。将来のマンション建設用地と思われる空き地に背の高い雑草が蔓延っている光景、その脇で幸せそうに散歩している住宅街にはなんとも不釣合い。この光景を見てると不安になるんだよね、この街は大丈夫なんだろうかってね。

多摩ニュータウンに比べると新浦安の分譲住宅は豪華で資産価値は高いと思うけど、30年後にどれほどの価値があるかは不明。それよりも埋立地で地盤が脆弱という不安材料の方が気になる。ローンを支払ってようやく手に入れた住居がゴーストマンションになっちゃうだなんて洒落にならないよね。

震災で開発がスローダウンしたのはプラスかもしれない。また需要が高まってきてマンションが新築され、新しい世代が入居するようになれば住民の世代幅が広がるし。土地はまだまだ空いてるけど、駅から遠くて液状化リスクの高い新浦安の需要が復活するかどうかは微妙な感じもするが...

マンションを買おうと決めたときに、条件として住宅街にある小・中規模マンションにしようと考えていた。多摩ニュータウンのニュースを見聞きしていたので、新興住宅地や大規模物件は避けておこうと思った次第。そんな我が家もあと少しで完成、やっぱマイホームが出来るってのは楽しみなもんだね(^^)