実車チェック その22015年05月19日 22時43分25秒

クリスタルホワイトパールマイカ
...昨日の続き。

シートに座ると、NDは紛れもないロードスターだった。違和感のないポジションで、ココという場所にちゃんとシフトノブがある。内装は上質で質感が高く、大人のスポーツカーとして合格点が与えられるレベル。プラスチックむき出しの部分も表面の仕上げが巧妙で、チープな感じはしなかった。メタリック調のパーツが適度にちりばめられていて、内装の質感もデザインも素晴らしいと思う。特に丸いエアコンの吹き出し口のデザインがいいね。しっとりとした操作感もいいし、NAへのオマージュが感じられるデザインもいい。

意外だったのがコックピットの広さというか狭さ。コックピットは思ってたよりも狭くて、俺のNA6よりもタイトに感じられた。マイロードスターが比較的ゆったりしてるのはセンターコンソールレスキットを装着しているせいもあると思うけど、ローバックシートの付いているマイロードスターよりもNDは乗り降りが大変だったのにはちょっと驚いた。まぁ窮屈といったネガティブな感じではなくて、スポーツカーらしいタイトなコックピットだったんだけど。

想像してたとおりホワイトマイカは凄くカッコ良かった。明るめのボディに黒系の足回りって足元が締まってみえてカッコいいね。本命のアークティックホワイトはまだ見てないけど、やっぱ初心通りアークティックホワイトが一番気になる。ただホワイト系のボディに黒いミラーだけはどうかと思うんだよね、Aピラーはブラックでもいいけど黒いミラーには少し違和感を感じた。オプションでもいいから、ミラーだけはボディと同色が選べるようにして欲しい。

実は近所の関東マツダのディーラにもジェットブラックマイカのNDロードスターが展示車両として配車されていたので、じっくりと観察してきた。NDは濃い色もカッコいいね。つか、デザインがカッコいいクルマは正直何色でも似合うと思う。だけど濃いメタリックやソリッドカラーはボディカバー掛けるとこすれて艶が無くなってしまうので、屋根付きのガレージがないとコンディションを維持するのが難しい。

まだナンバーは付いていなかったんだけど、ATとMTの両方が試乗できるように準備中との事。あまり車のことに詳しくない営業担当(ディーラマンとしてどうかと思うが、笑)と話しててたら「RHTは出ると思いますか」って質問されたので、「ヒューズボックスにRHT用の端子台があるらしいですよ」と教えてあげた。一緒に探してみたら、確かに助手席の足元にあるヒューズボックスにRHT R、RHT Lの二つのヒューズソケットがあった。

ホイールのデザインも文句無くカッコいいけど、もちろん鋳造だしスポークも結構厚みがあったので重量はソコソコありそう。ただ15インチもキャリパーの逃げ加工をすれば履けるんじゃないかと思った。195/55R15なら外径的にもほぼ同じだと思うし、15インチなら4穴ホイールの選択肢が広がる。グリップはそのままでバネ下荷重が軽減できるなら、インチダウンもアリだと思う。15インチのRAYS TE37やCE28とかが履けると面白いんだけどね(^^)