ロングツーリング2015年08月01日 22時38分09秒

龍野西SA
いま龍野西SA、目的地まであと120kmの地点で書いている。マンションを出て12時間あまりが経過し、眠さピーク。途中で十分に休憩を取りながらのロングドライブだけど、さすがに疲れた。途中で仮眠をとろうとしたんだけど、ほとんど眠れずにここまで来た。眠いのに仮眠しようとしても眠れないんだよね、少しでも眠れると楽になると思うんだけど。どうせ眠れないならと、持ってきたVaio Proで記事を書いてみようかと。

31日の午後4時過ぎにマンションを出たんだけど、都心を抜けて東名高速に乗るまでの30kmに丸2時間掛かった。まだ暑かったし、渋滞の中を走るのはかなり疲れた。今回は余裕を見てかなり早めに出発したんだけど、どうせ仮眠とかしても眠れないなら渋滞が解消されたであろう午後8時頃に出た方が楽かもしれない。昔はよくロードスターで自走して帰省してたけど、寮を出てすぐに横浜インターから東名高速に乗ってたので今より2時間は節約できてたことになる。

やっぱりカーナビは力強い見方になってくれた。録画してたバラエティ番組は眠気覚ましに最適だったし、ナビ本来の役割である道案内も役に立った。いつ出来たのか知らなかったけど、新東名とか新名阪とか出来てたんだね。新しい高速は綺麗で広くて快適だったけど、ナビの案内が無いと新しい高速は通らなかったと思う。

4年前に買ったPanasonicゴリラなんだけど、これがなかなか使える。ちょっとメニュー画面は分かりにくいところがあってインターフェイスは改善の余地があるんだけど、案内の精度も高いし画面も見易くて使いやすい。少なくとも先日使ったマツコネのカーナビよりはずっと使いやすい(笑)。ゴリラがフリップ操作に対応したら買い換えたいと思ってるんだけど、なかなか出ないんだよね。

途中名古屋を越えて大津あたりまでの区間は明らかに気温が低く、涼しくて快適だった。関が原の辺りは冬に雪で交通規制が掛かったりする区間だけど、夏は涼しくていいね。それ以外の区間は深夜になっても結構気温は高くて熱帯夜だったと思う。特に大阪から西は湿度も高くじめっとしていて、深夜から早朝にも関わらずエアコン無しのロードスターには不快に感じられた。

交換した小糸のセミシールドビームも問題なし。明るさはシールドビームと変わらないと思うけど、変えたばかりの新品なので安心感抜群だった (^^)

2015年08月02日 23時57分54秒

MAZDA 靭
俺がクルマのデザインで最も大きな衝撃を受けたのは2011年の東京モーターショーで見たマツダシナリ(靭)だった。シナリはクルマというよりも芸術作品だった。芸術作品でもこれほどにインパクトがあって、見るものを惹きつける作品はそうそうは無いと思う。圧倒的な存在感と息をのむほどに張り詰めた緊張感、まさに今獲物に飛びかかろうとしているような躍動感。これを作り上げた前田氏は天才だと思う。

そう感じたのが俺だけじゃなかったのは明らか。シナリには常に大きな人垣が出来ていた。新発表では無かったのでステージ上ではなく地べたに展示されていたんだけど、どのメーカのどのブースよりも大きな黒山の人だかりが出来ていた。ステージ上に華やかに展示されたタケリよりも、誰もがシナリに見惚れていた。あの光景を思い出すだけでも感動が蘇るんだよね、クルマのデザインにあれほど心を奪われたのは後にも先にもない。

シナリで提案された魂動デザインは大成功を収めているけど、シナリの雰囲気をを最も色濃く反映しているアテンザでもシナリの迫力とは天地の差がある。マツダにはシナリに積めるエンジンが無いけど、先日提携が発表されたトヨタからエンジン供給を受けてシナリを市販したら面白いと思う。もちろんショーモデル然としたカミソリのように薄いミラーなんかはそのままじゃ駄目だけど、シナリのデザインは実用性もありそうなので市販化はそれほど難しくは無いと思うんだけどね。

シナリが街中を走る姿を見てみたい。問答無用にカッコいいだろうね、アストンマーチンよりも存在感があると思う。マツダの100周年記念モデルとしてシナリ発売ってのはどうだろ。トヨタのV8よりも4ローターのRE積むほうがマツダファンとしては嬉しいけど、燃費がシャレにならなそうなのでエンジンはやっぱトヨタにお願いするか。

シャシダイアタック2015年08月03日 23時28分56秒

新東名いいね
福山のクルマ屋さんまでの走行距離は733kmと、実家まで自走で帰るのとほぼ同じ走行距離だった。片道の高速道路代は16,000円にガソリン代が7,000円くらい。復路の新幹線が17,000円くらいだったので、運賃はトータルで4万円。これを往復すると8万円か、なかなかの費用だね。普通に考えると理解不能だろうけど、まぁ趣味のクルマだし、安心して愛車のメンテを依頼できると思えば個人的には納得できる価格かな。久しぶりに会って話が出来るのも楽しかったしね(^^)

ロードスターをシャシダイに載せてみた。4年前にシャシダイに載せたときは、
・ 最大トルク 14.7kgm@4082rpm
・ 最大出力 140.4ps@7434rpm
だった。

それがバルタイ調整後は
・ 最大トルク 15.8kgm@3921rpm
・ 最大出力 140.4ps@6797rpm
と、最大トルクは1kg以上アップ。シャシダイ測定は環境要因による誤差が少なくないと思うけど、前回も8月下旬に計測しているので測定条件としては近いハズ。

最大トルクもさることながら、トルクカーブを見ると低・中回転域のトルクが太くなっていて全域でトルクアップしている。体感的にトルクアップが最も感じられていた4000rpm前後では、実に2kgmもトルクが太くなっていた。そりゃ体感できるわけだ。5000-6000rpmの範囲でも1kgmを超えるトルクアップとなっていて、測定した3000-7200rpmまで全域で前回測定のトルクを上回っている。

トルクが全域でアップしてるので、当然ながらパワーカーブも大きく改善されている。エンジン回転数3600rpmではノーマルのBスペックが62.9psだったのに対し、今回は74.4psと11.9psの出力アップを果たしている。そりゃ速くなったと感じる訳だ。中低速トルク重視のバルタイセッティングにしたので最大出力は少し下がったんぢゃないかと思ってたんだけど、前回測定時と変わっていなかったのも嬉しかった。

バルタイとROMイジっただけなのに、まるで別物エンジン。やっぱ以前のバルタイは折角のポテンシャルをはっきできていなかった模様。なんであんなセッティングなんだろうね、最初から中低速トルク重視のこのバルタイにすればいいのに。車体の軽いNA6でこのエンジンパワーは速いし楽しいんだよね、NDに試乗して改めてNA6のすばらしさを実感することができた。

愛車の車重はガソリン満タン実測で960kg弱だったので、パワーウェイトレシオは6.86kg/ps。歴代ロードスターで最速と言われるNCの重量は1120kgで最高出力は170psなので、パワーウェイトレシオは6.59kg/psになる。1120kgは乾燥重量なので、ガソリン満タンに加えて油脂類を含む重量にするとパワーウェイトレシオはマイロードスターとほとんど同じになるんだよね。それもNCがちゃんと170ps出てた場合の話(笑)。

軽いってスバラシイ、NA6最高(^^)