汚泥2016年04月25日 22時36分26秒

ZX-10R
この記事はどうかと思う。記事ではクルマの稼働率を4.2%と計算してるけど、稼働率100%を24時間乗り続けている状態としている点が現実とかけ離れていると思う。この定義だとタクシーや路線バスも稼働率が50%以下って事になるんだから、4.2%という数字が果たして少ないのか多いのか判断できないと思うんだけど。

毎日マイカーに1時間乗るのは「古いタイプのクルマとの付き合い方」なんだそーな。毎日1時間乗る人なら、マイカーを持つ意味は十分あると思うけど。働いている間もクルマを有効に使えって事が言いたいのか?社用車で通勤すれば稼働率は上がるけど、社用車がトラックだと燃費も悪そうだし駐車場が見つからなそう。「クルマは、必要な時に、必要なサイズと種類が、適度な料金で使えればよい」って書いてるけど、毎日通勤時間に自宅と仕事場にクルマを届けてくれるサービスって成り立つんだろーか?

マイカーっていつでも自由に移動できるってことに意味があると思うんだよね。確かにクルマの購入や維持にはお金が掛かるけど、マイカーを所有することに掛かるお金以上の価値を見出せた人がクルマを所有しているだけでしょ。毎日クルマに1時間乗る人を例に出して"稼働率"が低いから勿体無いといわれても、「じゃあマイカーやめましょか」とはならんと思うのだが。

評論家コラムと題されてるけど、この評論家は何が言いたいのかよく分からん。「クルマ離れ」を分析しているようではあるが。どうもこのライターは「例え」と「主張」が噛み合ってないと思うんだよね。久しぶりに意味のわからん記事を見て、評論家って玉石混合なんだなぁって思った次第。このライターはもちろん石、いや砂、いや... (自粛)