CR-Z2016年06月10日 22時27分44秒

NSX Concept
ホンダのハイブリッドスポーツ、CR-Zが生産中止になるんだそう。累計販売台数は約4万台なんだそーな。思ったよりも売れてるね、その割には街中で見かけないよーな気もするけど。

生産を中止する前に特別仕様車「α・Final label」を出すんだそう。幾ら特別仕様車といっても、技術の進歩が早いハイブリッドカーにおいて6年前に発売されたハイブリッドスポーツに魅力を感じる人が果たしているんだろーか?特別装備の目玉がCR-Z Final labelロゴ刺しゅう入り専用ブラックコンビシート(前席)、ハイブリッドスポーツなのに燃費や走行性能の向上が目玉じゃないところが悲しい。

車両重量は1,150kgと、ハイブリッドカーの割には思ったほど重くない。パワーソースはエンジン120psとモーター20psを組み合わせたシステム馬力140ps、これなら不足のない加速をするんじゃないかと思う。だけど中途半端なんだよね、ハイブリッドカーなのにJC08モード燃費は20.6km/Lと今どきのコンパクトカーには遠く及ばない。一方でスポーツカーとしての動力性能に注目すると、軽量化と最適バランスを目指したロードスターとの間には埋めることの出来ない絶対的な差があると思う。

発売年度が2010年と言うことは、初期モデルは6年が経過しているということになる。6年も経てばバッテリーがへたっているのは間違いないので、ただ重いだけの1.5Lガソリン車に着実に近づいているハズ。バッテリーを交換する経済力のある人は乗り続けることが出来るんぢゃないかと思うけど、生産中止となるとホンダがいつまでバッテリーを供給してくれるのかは疑問。

やっぱハイブリッドカーは長く乗り続けることは出来ないね。長く乗り続けるにはバッテリーは諦めて、ガソリン車として乗り続けるしかなさそう。もし30年後にCR-Z乗ってたら珍しがられるだろうけどね (^^)