10万円2016年06月20日 23時05分59秒

環七
三菱自動車の燃費不正問題、ユーザーに一律10万円を支払うことを決めた模様。10万円の内訳は(1)燃費データがカタログで示す値より悪かった分のガソリン代の差額、(2)今後の車検時などに想定される税金の差額、(3)ご迷惑をおかけしたお詫び――に対する補償なんだそーな。

三菱自の益子修会長は補償額について、「燃費データ不正の影響はユーザーごとに異なるが、10万円ならば、ほとんどすべてのお客様の負担増をカバーできる」と話したんだそう。この場に及んで上から目線の発言、10万円くれてやるから貧乏人は黙っとけってか。さすがは天下の三菱様だね、頭が高い。

だけど中古でも買い手がつかないという車両評価額の下落分は関係ないのかね?三菱自動車の偉い人が車両の評価額の低下分についても保証を検討してるって言ってなかったっけ?世界一の自動車メーカーなんだから希望者については責任を持って自社製品を買取りすべきでしょ、そうじゃないと善良な市民が三菱地獄(三菱に下取りに出して三菱車に乗り換え)に陥ってしまう。

この保証金も、支払われるのは走行抵抗値の改ざんが認められた車種だけ。ブランド価値の毀損やユーザーの心理的な負担などは数値化できないから保証しないんだそう。ユーザーに残された選択肢は一つだけ、二度と三菱自動車のクルマを買わないこと。残念だけど今回は高い勉強代を払ったと思って諦めましょう (^^) ←他人事