イノベーション2016年07月30日 23時48分40秒

空
USBメモリの生みの親という濱口秀司氏の公演、イノベーションを生み出すための方法論が面白かった。この手の自己啓発的な記事はあまり読まないんだけど、Facebookに出て来たリンクで気になったので呼んでみた。そうしたら濱口氏の物事の捉え方や分析が凄く面白いんだよね、論理的且つユニーク。氏は自らを天才ではなく、方法論にフォーカスしているだけと評しているけど、この分析力と独創的な思考力はまさしく天才レベルだと思う。

USBメモリにとどまらず、サイボウズの立ち上げとか、Colemanの火災報知機事業のてこ入れとか、積層板事業の生産性向上とか、日本国内から海外の大企業まで実績がハンパ無い。世の中に無いものを、世の中にあるものを組み合わせて創造するなんて凄いね。

最後の方に出てくる国民性の分析がまた面白い。なんでも決めたがるし、たくさん欲しがるアメリカ人。対して決断せずに曖昧にごまかして、いいもの一つだけ欲しがる日本人。アベンジャーズの例えはいいね、どうしてもあの手の映画が理解できなかったのは自分が日本人だったかららしい(笑)。日本人は誰もゴレンジャーと仮面ライダーとウルトラマンが一緒に戦う映画なんて見たいと思わないし、作ろうという人もいない。

...何年か前に「ルパンIII世 vs 名探偵コナン」ってあったよーな (^^;