アテンザ2016年10月22日 23時36分40秒

サンセット
アテンザがマイナーチェンジ。目立った変更は無いけれど、アテンザの発売後に発表された最新の機能が全部盛り込まれて商品力がアップした印象。現アテンザオーナーが羨ましくなるマイチェンだと思う。強いて挙げるなら目玉は「G-ベクタリング」と「アダプティブLEDヘッドライト」の採用といったところかな。2.2リットルのディーゼルターボにはノック音を減少させる「ナチュラルサウンドスムーザー」も標準装備された。

今までのマイチェンといえばフェイスリフトを施して新しさを演出するというのが一般的だったけど、アテンザのマイチェンは外見上はほとんど変化がない。ドアミラーに内蔵されたウィンカーが少し変わっているらしいけど、オーナーで無ければ分からないレベル。マツダの魂動デザインに対する自信の程がうかがえる。

あと一歩で真のフラッグシップになれるらしい(笑)。リンク先のアテンザはシルバーのワゴンだけど、これがカッコいいんだよね。新色マシングレーメタリックの追加も話題になってるようだけど、俺はコンベンショナルなシルバーメタリックの方が好きカモ。まぁまだマシングレーメタリックの実物は見た事無いんだけどね。

次期アテンザのFR化が報道された事があったけど、確かに次期型はFRに回帰するのかもしれない。マツダは公言はしないけど、少なからずBMWを意識してると思う。全ラインナップで魂動デザインを踏襲するブランドイメージの構築といい、セダンとクーペとSUVに特化したスポーティなラインナップといい、BMWのアプローチによく似ている。

そのBMWは次代に流されることなく、主力のセダンはずっとFRレイアウトを採用し続けている。BMWに限らずプレミアムセダンの主流はFRで、ライバルと同じスタートラインに並ぶためにもFR化は念願のはず。人馬一体を標榜するマツダがフラッグシップセダンをFRするのは当然の流れだし、プレミアムセダンとしての商品力のアップにも繋がる。

アテンザがFR化されると、アテンザのシャシーをベースにロータリースポーツの実現に一歩近づく訳で、アテンザのFR化は大歓迎。車格から考えるとRX-7ではなくて、RX-9になるのかな (^^)