電子辞書2017年03月20日 22時37分29秒

菜の花
学生時代は授業の中で英語が一番苦手だったんだけど、辞書を引くのが嫌いだったことがその理由の一つだと思う。辞書を引くのは面倒だし、何度も同じ単語を引くのも嫌だった。そんな事もあってか、電子辞書の黎明期から電子辞書を愛用している俺。初めて買った辞書はSIIのTR-7000、1995年頃だったと思う。TR-7000には学生時代から馴染みのある研究社中辞典が収録されていた。

今見ると3行くらいしか表示できない低解像度のディスプレイや無駄にでかいボディに時代を感じるんだけど、簡単に素早く辞書が引けてしまう電子辞書は革命的だと思った。ボディがデカいと言っても紙の辞書よりも薄くて軽く、本格的な英和と和英辞書が気軽に海外出張に持って行けることも画期的だった。もし中学生の頃に電子辞書があったら、もっと英語が上達していたハズ(笑)。

シャープが1997年に発売したタッチペン式電子辞書、パピルスPW-5000も壊れるまで比較的長く愛用した。この電子辞書はキーボードが無い分画面が大きくて、TR-7000にくらべるとコンパクトなのにディスプレイは格段に見易かった。タッチスクリーンの感度はあまり高くなかったんだけど、それを補って余りある魅力を備えていたモデルだった。PW-5000にはジーニアス英和辞書が収録されていたんだけど、個人的には使いやすくて気に入っていた。現在使っているカシオの電子辞書もジーニアスが収録されている点が決め手で購入した。

SIIのTR-7000もシャープのPW-5000もインターネット黎明期に発売されたガジェットなので、ググってみても余り情報が見つからないんだよね。PW-5000は壊れて捨てたと思うけど、TR-7000は探せば出てくると思う。今度使ってみよーかな (^^)