P-892017年04月06日 22時18分38秒

サクラ
1991年に発表されたFRスポーツカー、スズキ カプチーノ。軽自動車規格ながらひと目でスポーツカーと分かるロングノーズ・ショートデッキのスタイリングを身にまとい、足回りには軽自動車初の本格的な4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。フロントエンジンフードの中にはアルトワークス用のF6A型 3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを縦置きに搭載。

そんなカプチーノも発表から25年以上が経ち、ニッポンの名車と呼ばれる日が来た模様。今思えば個性的でなかなか面白いクルマだったね、車重はたったの700kg。これでもうちょっとデザインがカッコ良かったら今でも十分魅力的なんだけど、個人的にはS660の方がカッコいいし魅力的に感じる。カプチーノってオープンカーである必要なんて無かったんじゃないかな、フィックスドハードトップの2シータークーペの方がカッコ良くなってた可能性大。

カプチーノは友人柴やんが買ったので、よくナビシートに座って一緒にドライブに出掛けた。確かに面白いクルマだったんだけど、いつも俺の愛車NA6との比較になってカプチーノの残念さばかりが目に付いたんだよね。軽スポーツ御三家の中では最もパワフルなエンジンと言っても非力といわれたロードスターよりも加速は悪かったし、一般的な軽自動車レベルの塗装や内装も一般的な普通車レベルのロードスターのそれよりも見劣りするものだった。

中でも塗装は素人目にも分かるほど薄くてサビが出やすかったので、このクルマを20年以上もグッドコンディションで維持するのはホント大変なんぢゃないかと思う。それに比べるとロードスターはラクチンだよね、屋根付き車庫を確保してるくらいで大したトラブルもなく25年も維持できてるからね。