Backyard Builder by HRC Eng. 「とあるエンジニアの日常」

うぉお、この万年筆超懐かしいんですけど。俺が初めて使った万年筆ではないの。間違いないよ、この形はっきりと覚えているし。キャップも軸も水色の万年筆だったんだよね、セーラーのクリアーキャンディー万年筆っていう名前だったのか。キャップトップはオレンジ色の花の模様だったと思うんだけど、復刻版は星形。花形だと思ってたけど、さすがに40年近く前の記憶なので俺の覚え違いカモ。隣ん家のお婆さんから兄と一緒に貰ったモノ。

この初めての万年筆の書き味は超カリッカリだった。　...つか、インクフローが渋過ぎてかすれてたように思う。そもそも筆圧マックスの小学生に万年筆は向いていないと思うけど、そんなレベルの話ではなくて不良品じゃないかというくらいにかすれていたと思う。小学3年生とかだったと思うので、ペン先を乾かしてたのカモしれない。確かペン先を水で洗ったりもしてたから、乾かしてしまった自覚はあったんだと思う。

先日NICE PURで書類にサインしてたら、フィリピン人の若いエンジニアの娘に「HRCさんのボールペンいいね」って言われたんだけど、どうやら万年筆を初めて見たらしい。「Fountain Pen」って言っても「？」って顔してた。インクを見て新手のボールペンだと思ったようだけど、万年筆を知らない人がいるとは。ジェネレーションギャップというか、カルチャーギャップというか...

ウチの息子は今小学4年生。という事はクリアーキャンディー万年筆を手にしてた俺は今の息子よりも小さかったってことか。ほんとどうでもいいことだけは色々と覚えてるんだよね、最近の事は結構忘れちゃうのに (^^;