モデルS P100D2017年04月24日 22時06分04秒



EVメーカーとして急成長中のテスラ、先日も株式の時価総額がGMを超えた事がトップニュースとして流されていた。2004年に会社設立、初の完成車の出荷が08年という超後発の新興メーカ。年間生産台数わずか7万台のテスラが1千万台に手が届こうかというGMの時価総額を上回ったという事実。EVメーカーというクリーンなイメージと成長性が買われた結果だと思うけど、さすがに行き過ぎた株高だと思う。

そんなテスラの最新にして最速を誇るのがモデルS P100Dらしい。0-100km/h加速2.7秒というから、フェラーリやランボルギーニをも凌ぐ加速力。見た目はどうってこと無い4ドアセダンながら、市販車最速と呼んで差し支えないレベルの加速性能というから恐れ入る。 自動車評論家国沢光宏氏のインプレッションがまた結構面白いんだよね、テスラSの加速の凄さが伝わってくる。

まぁ加速がいいのと乗って楽しいかどうかは別の話だし、直線加速が速いからといってコーナーを速く気持ちよく曲がれるとは限らない。R35 GT-Rは4シーターでスーパーカーの性能を目指したといわれるけど、モデルS P100Dは4枚ドアでスーパーカーの性能を実現してしまった。巨大なバッテリーを積むテスラモデルSは車重が余裕で2トンを越えているので、直線番長なのは間違いないだろうケド。

搭載バッテリーを減らした加速重視の軽量バージョンとか出したら面白いのにね、ゼロヨンを9秒台で駆け抜けるエアコン付きの快適セダン。究極の羊の皮を被った狼だね (^^)