新型CX-52017年07月29日 23時42分32秒

故郷
SKYACTIVEテクノロジーを全面採用して登場した最初のモデル、CX-5が2016年末にフルモデルチェンジを行った。初代の登場は2012年2月とのことなので、登場から5年弱という短期間でのフルモデルチェンジ。初代CX-5の評判は凄く良かったので、意外なほど早めのモデルチェンジだった。新型は見た目からの印象とは違い、大幅に進化しているんだそう。

驚かされたのが新型のエクステリアデザイン。驚くほどにキープコンセプトで、クルマ好きじゃないと新型だと気づかないんぢゃないかというレベル。ボディサイズもほぼ同じで、良く言えば「正常進化」、悪く言えば「変わり映えしない」ニューモデル。それが実際にハンドルを握ると十分に違いが実感できる進化ぶりということで、マツダは何ともマニアックなモデルチェンジでユーザに新型を問うてきた模様。

個人的にはこれこそ理想的なモデルチェンジだと思うんだよね。モデルチェンジごとに少しずつ大きくなり「室内が先代より10%広くなった」とか、エンジン出力を増して「先代よりトルクフルになった余裕の走り」とか謳うのがこれまでの常だった。だけど大きなクルマが欲しければ上位のモデルを選択すれば良い訳で、同じモデルをモデルチェンジごとに大きくする必要はないと思う。シビックもファミリアもどんどん大型化していったけど、その点未だ5ナンバー枠を死守しているカローラは立派だと思う。