M2 10012017年08月01日 22時41分34秒

標準車
M2 1001に特別な思いを抱いているおっさんロードスター乗りは多いと思う。発売当時大学3年だった自分には買う事が出来なかったけど、カッコよくて憧れを抱いたクルマ。存在感のあるロールバーはどのロードスターのそれよりもカッコ良かったし、独立2眼式のメータも要所に革をあしらった内装も渋くてカッコ良かった。日本流にモディファイされたライトウェイトスポーツカーの世界観に魅了されたんだよね、M2 1001は多くのロードスター乗りのお手本になっていたと思う。

M2ガレージでサイドブレーキブーツやノブなどの1001用のパーツを購入することができたんだけど、ロールゲージやメータなどの主要パーツが市販されることはなかった。それらの専用部品は補修用部品として供給されてはいたようだけど、車検証で1001の所有を証明できないと販売してもらえなかった。1001パーツは入手が難しかったことも手伝って、早い段階からオークションでは目を疑うような値段で取引されていた。

今でも色褪せることのないM2 1001だけど、今の目で見るとノーマルの方がいいなって思う部分が出てきてたりもする。当時凄く憧れたアルミ削りだしのフューエルリッドがその一つ。形だけではなくて実際に機能するクラシカルなフューエルリッドなんだけど、実はこれってデコレーションパーツなんだよね。ノーマルのフューエルリッドの方が便利だし、軽量で機能的だからね。一番憧れた部分が今は残念に感じてしまうなんてちょっとショック。

そう考えるとM2 1028って今見ても理想的なんだよね。装飾的なモディファイは一切なくて、装着される専用装備はすべて走りの向上のための機能部品。1028は余分なものが一切なくて、メーカでないと出来ないような基本的な部分にしっかりと手が入れられている理想的なスポーツグレード。1028を新車で手に入れて、それに内装の質感を上げる1001の内装パーツを移植できたら凄かったろーな (^^)