スポーツカーの定義2017年08月10日 23時18分53秒

ピュアスポーツ ユーノスロードスター
スポーツカーとは何か、これはクルマ好きにとって永遠のテーマの一つ。個人的なスポーツカーの定義としては、「走りを最優先に考えて設計・生産されたクルマ」であるということ。初代ロードスターNA6CEはエンジンはファミリアと共通ながら、シャシー、ボディ、足回りが専用に設計されている。それはマツダがスポーツカーにとってそれらが最も重要だと考えているからであり、逆に言えば専用設計してまでオリジナルのエンジンを搭載する必要はないと判断したからに他ならない。

スポーツカーメーカーとして名高いロータスはエンジンを自社生産していない。ロータスセヴンの時代から最新のエリーゼまで、基本的にエンジンは他社からOEM供給を受けている。現行エリーゼはトヨタのエンジンを搭載しているし、ロータスエランやヨーロッパはフォードのエンジンを積んでいた。シャシーや足回りが専用に設計されているクルマがスポーツを名乗ることに違和感を覚える人はほとんどいないと思う。

エンジンはどうか。唯一無二のパワーユニットであるロータリーエンジンを積んでいたRX-7は文句なくピュアスポーツだけど、ファミリアのエンジンを積むNA6がピュアスポーツカーを名乗ることに問題は無いのか?スポーツカーにとってエンジンは大切だけど、それが全てではない。エンジンにお金をかけることでスペシャルなクルマに仕立てることはできると思うけど、それは必ずしもスポーツカーとはならないと思う。

ホンダは自身のサイトでCivic Type Rのことをリアルスポーツカーと呼んでいる(笑)。Type RはCivicと基本的に共通のシャシー、ボディ、足回りを流用し、専用のハイスペックなエンジンを搭載している。ロードスターとは全く逆のアプローチともいえるんだけど、これをスポーツカーと呼ぶには抵抗があるんだよね。シビックって大衆車ぢゃなかったっけ?(^^;

FF車最速でも、Civic Type Rはスポーツカーとしての資質を有しているとは思えない。Type Rはあくまでもシビックのスポーティーグレード、いわゆるホットハッチバックと呼ぶのが相応しいと思う。