REBECCA LIVE '85 -Maybe Tomorrow-2017年09月01日 21時17分50秒

善通寺市民プール
7月に発売されたRebecca Live DVDが凄くいい。2枚組のライブソフトなんだけど、アラフィフにはたまらない内容。若さ溢れるノッコのパワフルなボーカルを聴くと元気が出てくるんだよね、若さって素晴らしい。Disc-1は1985.12.25渋谷公会堂でのパフォーマンスなんだけど、フレンズを収録したアルバムRebecca IVをリリースして人気爆発直前の時期。初期の蜃気楼やヴァージニティ、ステファニーが収録されているのも嬉しい。

昔はライブをコンプリート収録したライブソフトって販売されていなかったんだよね。この渋谷公会堂のライブは1986年にリリースされてるんだけど、例に漏れず多くの曲とMCがカットされ、40分少々に編集された状態で販売されていた。それがDisc-1にはMCも含めて全18曲が全編ノーカット収録されている。以前のライブ版との違いは歴然というか、全く別のライブといっていいほどの違いがある。前作を持っている人も気になる人は迷わず買いだと思う。ノッコのMCにはこれから人気絶頂に向かう勢いが感じられて、懐かしさと当時の情景が蘇ってきて何か涙が出てきてしまいそう。

Disc-1
1985.12.25 REBECCA LIVE~Maybe Tomorrow in渋谷公会堂
1 HOT SPICE
2 76th STAR
3 蜃気楼(★)
4 ヴァージニティ(★)
5 LONDON BOY(★)
6 ステファニー(★)
7 COTTON TIME(★)
8 フレンズ(★)
9 MAYBE TOMORROW(★)
10 WILD EYES(★)
11 ボトムライン(★)
12 ガールズ ブラボー!
13 プライベイト・ヒロイン
14 ラブパッション(★)
15 フリーウェイ シンフォニー
16 ラブイズCASH
17 フレンズ
18 瞳を閉じて(★)
★初収録

このライブを見ていると、日本がバブルに向かう時代のイケイケな雰囲気というか空気感のようなものが蘇ってくる。Disc-2の早稲田大学のシークレットライブがまたこれに劣らぬ最高のパフォーマンスなんだけど、正式なライブの中ではこれがベストパフォーマンスだと思う。一時期でもレベッカをリアルタイムで聴いてた人は買って損はないんじゃないかな。収録曲を見ても、ノッコのMCを聞いても、これを市販化するには葛藤やクリアしないといけない大人の事情があった事は想像に難くない。

これを市販化してくれたレコード会社の英断に感謝 (^^)

REBECCA LIVE '86 -Secret Gig Complete Edition-2017年09月02日 23時20分44秒

花火
昨日の続き、REBECCA LIVE '85-'86 -Maybe Tomorrow & Secret Gig Complete Edition-。1枚目の渋谷公会堂でのパフォーマンスも素晴らしいんだけど、それを超える出来といっても過言ではないのが1986年11月1日に早稲田大学の学園祭で行われたいわゆる伝説のライブ、早稲田大学SECRET GIG "REBECCA SPECIAL LOVE LETTER"。長年このシークレットライブのコンプリートライブを観るのが夢だったんだけど、とうとうDVDが発売された。

これまでに何故か「ラブパッション」と「プライベートヒロイン」だけはリリースされていたんだけど、コンプリート版が公開されるのは今回が初めて。このライブは雨のせいもあってか全6曲と短いんだけど、終演に近づくにつれて会場が異常なほどの盛り上がりを見せる。ラスト演目のフリーウェイシンフォニーもかなり盛り上がってるんだけど、アンコールで披露されたプライベートヒロインのパフォーマンスは別格。神がかってるんだよね、何故この曲が単独でリリースされたのか理解できる。魂が揺さぶられるライブ、やっぱ早稲田大学シークレットライブは伝説のライブと呼ぶに相応しい。

Disc-2
1986.11.01 早稲田大学SECRET GIG ”REBECCA SPECIAL LOVE LETTER”
1 RASPBERRY DREAM
2 LONDON BOY
3 LONELY BUTTERFLY
4 LOVE PASSION」
5 フリーウェイシンフォニー
6 PRIVATE HEROINE

学園祭ライブとは思えないほど充実した機材で収録されていたので何処かにマスターフィルムが眠っているハズだと思ってたんだけど、これが発売されるまでに30年の時が必要だった。30年以上前のライブだとは思えないほどに高画質なんだよね、アングルの切り替えを見るとカメラは最低でも5台くらいありそう。正面に固定されているカメラはさほど画質は良くないんだけど、アップでノッコを捉えるハンディカメラの画質は素晴らしい。

会場でこのライブを目にした学生は今55歳前後になっているはず。ビデオに映っている学生の中には大企業の中でバリバリ働いてえらくなってる人も居るだろうし、病気や事故で無くなった人もいると思う。30年という月日は長いね、今元気でこのビデオを観れていることに感謝 (^^)

線香花火2017年09月03日 22時23分48秒

線香花火
Nikon D700+AF Zoom Nikkor ED 28-200mm F3.5-5.6G IF,
プログラムAE, 66mm, ISO 6400, 1/3sec, f5.6, +1EV


先日実家に帰省した際、爺さんが大量に花火を買って孫の帰りを待っていた。手持ちの花火のセットから、打ち上げ花火のセットまで大きなバッグが4つ。俺が小さかった頃はこんなにたくさん花火買ってくれなかったんだけどねぇ... いろいろと花火はあったけど、一番綺麗で楽しいのは線香花火だね。

線香花火を撮ってみたんだけど、手持ち撮影とは思えないほど綺麗に撮れた。D700もやるねぇ、ISO 6400は必要にして十分。だけどこの写真はさすがにマグレなんだよね、撮ろうと思って毎回撮れる写真ではないのは確か。シャッタースピードは1/3秒と手持ち撮影では手ブレ必至の超スローシャッター。このレンズにはもちろん手ブレ補正なんて付いてないし、これで手ブレしなかったのは単なるマグレ。それもカメラは右手で片手持ち、左手には線香花火。

小さい頃は線香花火って松葉のような細くて乾燥した植物の先に火薬を塗ったものしか見たことなかった。それが最近は和紙をこよりのように巻いて火薬を包んだやつばかりになった。どうやら線香花火は西日本と東日本で作りが違うらしく、俺が親しんだのは「すぼ手」、和紙で巻いたのは「長手」と呼ぶらしい。祖父母は線香花火のことを「すべれんこう」と呼んでたんだけど、ググッても全然見つからなかった。香川固有の呼び方なのかな?