SKYACTIV-X2017年09月16日 23時22分30秒

RX-VISION
この記事は読み応えがあるね、面白かった。この全く新しいガソリンエンジンが1年半後に次期アクセラに搭載されて市販されると思うとワクワクする。環境性能に優れ、動力性能に優れ、しかもドライバビリティも人馬一体を実現するという夢のエンジン。実現は難しいと考えられていた圧縮着火をモノにしていきなり試乗までさせてしまうなんて、ロータリーエンジン実用化の伝説と重なって感じられるアラフィフは少なくないと思う。

SKYACTIV-X開発に至る論理的なアプローチに感動した。エンジンに関わる膨大な制御因子をたったの7つに絞り込み、改善の必要な制御因子抽出して対策を講じてゆく。圧縮着火は理想を実現するための一つの手段であって、目的ではなかったんだね。ガソリンエンジンの単なる高圧縮化だけでは到達できなかったであろうレベルにSKYACTIV-Xが足を踏み入れることができたのは、この理論的なアプローチがあったからに違いない。

「あれはまだようやく回るようにしただけです。味付けはまだこれからです」って、カッコ良すぎでしょ。東京モーターショーといえば派手なコンセプトカーが主役だけど、今年のマツダはSKYACTIV-XやSKYACTIV-Rといった技術展示が楽しみ。それにしてもなんでSKYACTIV-Xの試乗がドイツだったんだろう。

SKYACTIV-Xを是非ともNDロードスターに搭載して欲しいね。車重の軽いロードスターはSKYACTIV-Xの恩恵を最も体感できるハズ (^^)

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