新型リーフ2017年10月03日 22時48分16秒

故郷
モデルチェンジ毎に大きな進化を遂げるEV。先日日産リーフの新型が発表されたけど、旧モデルのオーナーは新型の進化具合が気になって仕方がないらしい。フルモデルチェンジを待たずとも、マイナーチェンジでバッテリー容量が24kWhから30kWhと25%も増えたりと、その進化ぶりは目覚ましい。新型が発表される度に古くなって注目を浴びる旧車とは全く逆のシチュエーション。

ポルシェよろしく、新型リーフが最良のリーフなのは間違いない。航続距離が延びたとか、最先端の自動運転技術を採用しただとか、色々と進化しているようだけど、そんなことが気になるならモデルチェンジする度に新型に買い替えるしかない。航続距離を売りにするのは仕方ないとは思うけど、航行距離200kmモデルとか400kmモデルとかいう風にラインナップを増やすのも面白いと思う。毎日数十kmの通勤と週末の買い物にしかクルマを使わない人が400km分の重いバッテリーを積んで毎日走るのはエコをウリにしたEVの理念に反してる気がするんだよね。

新型と旧モデルの何が違うって、そのエクステリアデザイン。旧型は新しさを表現したかったんだろうけど何処かチンチクリンなんだよね、どう見ても新型の方がスタイリッシュでカッコイイ。新型は今どきのトレンドに則ったデザインで、見た目ではガソリン車かEVか違いが分からないところがいいと思う。細かいスペックは置いといて、見た目だけで旧型からスタイリッシュな新型に乗り換えてもいいんぢゃないでしょーか。

旧型に乗っているのは野暮ったいというか貧乏くさいイメージが付きまとうのは、最新技術を採用するEVの宿命だと思う。今やスマホでさえ成熟商品の域に達しようとしていて、型落ちのiPhone 6を使っていてもさほど劣等感は感じなくなった。一方で今をときめくEV、初めて旧型と呼ばれることになった初代リーフのオーナーはかつてなくモヤモヤした気分に見舞われている模様。 ...新型買って楽になっちゃえば?(^^)