iPad 2故障2017年10月08日 15時37分38秒

帰省2017夏
実家の両親の支援マシン、iPad 2が突如立ち上がらなくなってしまった。8月末に帰省した時は全く問題なかったんだけど、3週間ほど前に突然調子が悪くなって電源が入らなくなったとの事。2011年の暮れに買ったものなのでそろそろ買い替え時ではあるんだけど、突然壊れちゃうのは困る。基本的に実家のIT機器の更新やメンテは俺が帰省した時にやってるので、次の帰省まではネットに繋がる端末が無くなってしまう。

普通はネットに繋がらなくても田舎の爺さん婆さんが困る事なんてそうはないんだけど、メールが使えなくて困っているらしい。誰かにメールを打つのではなくて、毎日メールが届くのを楽しみにしてるんだよね。近くに農協がやってる産地直売店があって、毎朝そこに農作物を出荷している。毎日定刻にその日の売り上げと売れ残った商品の情報がメールで送られてくるんだけど、そのメールが受け取れなくて困っているという次第。

産地直売店への出荷は脳ミソにいいと思う。青果市場は出荷したら終わりで、売価はせりで決まるので売上高に出荷した人が介在する余地はない。せいぜいどの青果市場に出荷するかという選択くらい。それが産地直売店は出荷する人が自由に値段を決める。値段が高ければ売り上げ数が伸び悩むし、安ければ売上高が伸びない。売上高が最も高くなるように、他の人の出荷の量や相場を考慮して値段を付けるんだけど、それが脳ミソにいいと思う。売れ残ると勿体ないので、売上高が多少下がっても完売を目指すのが俺の母親流(笑)。

売上高が最高値となる単価を予測するプログラムとか作ると面白そう。とりあえずプログラミングは置いといて、処理のアルゴリズム考えてみようかな。AIを使うとかは出来ないけど、出荷数量と単価、売り上げ数のトレンドデータが毎日届くので、それらを使って予測するのは面白そう。歳を取ってボケないようにするには、しっかりと頭を使うのが一番いい。それにはお金を絡めるのが手っ取り早いと思うんだよね、農産品を売る産直って体と頭を使う最高のボケ防止システムだと思う今日この頃。

産直のサイトを見て驚いた。しっかりとした志があったのにちょっと感動。
1. 「地産地消」を通じて、地場農産物の消費拡大と農業所得の向上をはかります。
2. 「営農指導」を通じて、売れるものを作る農業への転換を進めます。
3. 「農産加工」を通じて、食文化を生かしたブランド商品の開発を進めます。
4. 「安全対策」を通じて、消費者に安全・安心な食品を届けます。
5. 「食育活動」を通じて、生産者と消費者の交流と相互理解を深めます。