EV2017年12月06日 22時54分03秒

EV
自動車のEVシフトが報道されている。先の東京モーターショーでもEVが大きな注目を集めてたけど、急速に日本でEVが普及するとは思えない。個人的にEVには乗ってみたいと思うし、環境が整えば所有してみたいと思う。だけどうちのマンションには充電する設備が無い。充電設備が整わない限り、EVを買う事は無いと思う。今都心のマンションでEVの充電インフラが整備されている物件ってどのくらいあるのかな?立体式駐車場はEVの普及を更に難しくするよーな気がする。

EVの弱点の一つとして航続距離が挙げられているけど、多くの場合それは大して問題にならないんじゃ無いかと思う。EVにはEVに適した用途があるので、航続距離が短くても売れると思う。ウチのFitはほとんど嫁さんの通勤用に使ってるので、1日の走行距離は35km。買い物に行ったとしても普段の日常生活で1日50kmを超えることはほとんど無いから、150kmも走行できるEVであれば代替可能。EVになれば駆動系はほとんどメンテフリーになるので、整備は大幅に簡素化できるのがいい。EVのメリットは計り知れない。

EV最大の弱点は充電設備を必要とする事だと思う。自宅に充電設備が無いと、外で充電しないといけない。普段自宅の駐車場に駐車している場合は、自宅に充電設備が要る。お金を出して充電設備を設けようと思っても、マンションに暮らしていると自由に充電設備を付ける事が出来ない。それこそ「50戸以上の集合住宅には充電設備が必須」みたいな法律を作らないと、充電設備は増えないと思う。

一方で一戸建て住戸が多くクルマ必須な地方では、航続距離が問題となるケースが増える。充電設備を作ろうと思えば可能な環境ながら、充電設備にお金を払ってまで航続距離に不安の残るEVに乗ろうという決断には中々至らないんぢゃないかと思う。自分の実家について考えてみれば、70を超えた父母が今更充電設備に投資してまでEVに乗ろうとするハズが無い。充電忘れてて出掛けられないとかも有りそうだし。

EVには未来があると思うので、政策として充電設備の普及に取り組むべきじゃないかと思う今日この頃。