BMW Motorrad G310R2017年12月21日 22時37分39秒

KLX250
写真はないんだけど、東京モーターショーで見たBMW G310Rが凄く良かった。新興国向けの低価格モデルながら、パーツ一つ一つの質感が高くさすがはBMWと思わせる仕上がり。ハードウェアとしての魅力に溢れていて、ホンモノ感をヒシヒシと感じた。跨ってみたんだけど、振り回すのが容易そうなコンパクトボディは俺にも乗りこなせそうと思えた。これはいい、欲しいカモ。

313ccという排気量も絶妙。250ccでは少し物足らなさを感じるし、400ccでは脈動感が強すぎてスポーティさがスポイルされる。昔シングルスポーツのスズキGooseは350ccという排気量を採用していたけれど、それに通じる強いこだわりが感じられる。250ccを超えているので車検が必要となるんだけど、BMWのバイクに乗ろうというライダーは車検の有無で購入を決めたりはしないよーな気もする。

エンジンは前方吸気・後方排気という合理的なレイアウトを採用。シリンダーブロックは車体中央(後方)に傾斜して配置され、見た目からも重量物を車体の中心にレイアウトしようとしているのが伝わってくる。最大出力は単気筒エンジンとしてはかなりの高出力といえる34psを発揮していて、158kgという軽量な車体と相まって軽快な走りが期待できそう。サスペンションはフロントが倒立フォークでリアがモノショックという本格的なもの。

だけど車検があるのってやっぱ厳しいんだよね、ビンボーサラリーマンにはちょっと辛い。400ccまで車検不要にしてくれたら二輪はもっと売れるんじゃないかと思う。 ...400ccが売れるようになった分、250ccの売り上げが落ちるだけのよーな気もするけど。