エアフロ2018年02月22日 22時19分01秒

エンジンルーム
俺はB6エンジンが好き。直列4気筒というエンジンの基本ともいえる構成だし、8ビットCPUを積んだECUによる制御もシンプルで分かりやすい。4気筒エンジンはメンテも比較的低コストで済むし、鋳鉄シリンダーブロックのエンジンはボアアップまで出来てしまう。クルマを学ぶ教材としてはベストだと思うんだよね、B6を搭載したNA6を買ってほんとによかった。

今回100万円以上のコストをかけてエンジンオーバーホールとボアアップを行ったんだけど、友人の柴やんから「エアフロレスにすることは考えなかったの?」という質問があった。確かにそうなんだよね。これだけコストをかけるといわゆるフルチューンに近い訳で、エアフロレスで4連スロットルというのが定番メニューだと思う。だけど俺はフラップ式のエアフロが大好きなんだよね(笑)、だから最初からDジェトロにするつもりはなかった。

メカチューンやる人がエアフロレスにする理由は、見るからに抵抗のありそうなエアフロの吸気抵抗を無くすことだと思う。だけどエアフロの抵抗なんて吸気抵抗全体からみたら実は大したことないんだよね。常用域で一番大きいのはスロットルの抵抗。レッドゾーンを超えて高回転域までぶん回そうとしたらエアフロの吸気抵抗は無視できないだろうけど、エアフロが常用域でデメリットとなるほどの吸気抵抗になるとは思えない。そりゃそうだよね、ガソリンエンジンは強制的にスロットルを絞ってエンジン出力をコントロールしているんだからね。

目指すは中低回転域での鬼トルク、アクセルを踏んでグィッと前に加速するツキのいいエンジン。8000回転まで回してリッター100psを目指す訳ではないので、HLAも生かしてるしカムも比較的作用角の大人しいハイカムを選んだ。Max Powerを求めるならDジェトロが有利だと思うけど、街乗り快速仕様にはLジェトロの方がいいと思うんだよね (^^)