メカチューン2018年02月27日 20時52分37秒

1993年式 NA6CE
ロードスターのノーマルエンジンのパワー感やフィーリングはもう忘れてしまったんだけど、振動が大きくて積極的にレッドゾーンまで回す気がしなかったのは覚えている。マツダスピードのB-SPECエンジンは大してパワーアップは感じなかったんだけど、レッドゾーンまでスムーズに吹けあがるようになったのが印象的だった。だけどトルクアップはほとんど感じられなくて、メカチューンってこんなものなのかって思ってた。

それがスライドカムプーリを付けてバルタイを調整したらフィーリングが激変。バルタイはフィーリングやトルクの変化が十分に体感できるし、バルタイ調整前後で同じシャシダイに乗せたら実際にトルクが全域で10%以上も向上していたのでその効果は間違いない。バルタイ調整に比べたらROMチューンなんて正直気のせい程度なんだよね、ノッキングしなけりゃそれでいいんぢゃないかと思うレベル。

ニューエンジンのバルタイを調整していて思ったんだけど、ノーマルエンジンにスライドカムプーリを取り付けてバルタイ調整したらノーマルよりパワーが出るカモ。ノーマルの吸気側カムシャフトの作用角は236度と大人しいので、In側に作用角250度前後のカムを入れればノーマルエンジンもトルクがアップするような気がする。実用域のトルクが増えれば楽しくなるので、ノーマルエンジンにハイカム入れてバルタイ調整やったらどうなるのか試してみたい。

それならついでにヘッド面研して圧縮比を10くらいにすれば確実にトルクが増える訳で、ヘッド面研するならついでにハイコンプピストン入れて更に圧縮比を高めようって事になるんだろうね。結局コストパフォーマンスが最も高いのは、オーバーホールついでにヘッド面研して、ファミリアピストン流用+ハイカムって仕様になるんだろうね。それってほとんどB-Spec Stage IIだったりもする(笑)