フェラーリ2018年08月14日 23時46分33秒

Mazda Kai Concept
フェラーリの新型コンパクトハッチバックって、そんな馬鹿な。間違ってもフェラーリがコンパクトハッチバックなんて出さないでしょ、出す理由がないもんね。フェラーリの絶大なるブランド力を以てすれば1000万円でも納車待ちになるほど売れるかもしれないけど、ハッチバックなんか出したら孤高のスーパースポーツメーカーとしてのフェラーリのブランドが傷ついてしまう。フェラーリに憧れる人だってフェラーリなら何でもいいって思ってる訳ぢゃないだろうから、熱心なフェラーリファンはまず手を出さないだろうし。

記事ではこのコンパクトハッチバックのことを「完成度が高い」と評しているけど、それほどデザインの完成度が高いようには思えない。ライトの意匠や最近のフェラーリのキャラクターラインを真似ているだけで、ふん詰まりのハッチバックデザインにそれらを詰め込んだシルエットにフェラーリらしさは感じられない。ミニチュアフェラーリというよりもむしろ新型ジュークって感じ。リア周りはMitoのパクリみたいだし。同じハッチバックならマツダの魁 CONCEPTのほうがデザインの完成度は断然高いと思う。

コンパクトハッチじゃなくて、アルファ4Cやポルシェケイマンのライバルとなるようなモデルをフェラーリが手掛けると面白いかも。コンパクトスポーツといっても2.4L V6くらいの9000回転まで回る精密エンジンを搭載して、1500万円のプライスタグをつけたら面白そう。ケイマンの2倍の価格ならフェラーリブランドが傷つくこともないんぢゃないかな。