高級路線2018年08月25日 22時38分19秒

誰そ彼時
ニコンって様々なレンジのカメラを出してるけど、高級機だけを作るカメラ界のBMW的なメーカーを目指してほしいと思う今日この頃。メーカーとしては自社製のエントリー機を使ったユーザがステップアップして高級機に乗り換えるっていうシナリオを描いてるんだろうけど、孤高の高級カメラメーカーって立ち位置もアリだと思う。観音様やソニー製のエントリー機で写真を覚えてから、憧れのニコンのカメラにステップアップってね。俺もミノルタのMFカメラで写真の基礎を学んで、ニコン一眼レフを買ったし。 ...俺の場合高級機じゃなくF-601だったけど(笑)

Z6とZ7は高級路線なので、方向性としては間違っていないと思う。Dシリーズとの住み分けはまだよく見えないけど、Zシリーズは高級路線を貫いてフルサイズセンサを踏襲するべきだと思うんだよね。一眼レフ機D5にするか、ミラーレス機Z6にするか、ユーザが頭を悩ませるような商品ラインナップで攻めるべきだと思う。Zマウントのレンズが充実するまではしばらく時間がかかるだろうけど、個人的には安価なレンズは後回しにしてFマウントでは実現できなかった開放F値1.0とかの短焦点レンズを出してほしいかな。

そう考えると難しいのがDXフォーマットの一眼レフの立ち位置。FXフォーマットはFマウントの一眼レフ機とZマウントのミラーレス機のラインナップをそろえる方針が見えてるけど、今のところDXフォーマットはFマウントの一眼レフ機のみ。本来DXフォーマットはZマウントのミラーレス機の方が適してると思うけど、ZマウントのDXフォーマット対応カメラとレンズをラインナップするのはリソースが足りないだろうね。ニコンはDX機の開発も縮小・撤退方向で、FXフォーマットの一眼レフ機とミラーレス機に注力していく方針なのかもしれないね。

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