ヘッドフォン2018年10月15日 23時36分56秒

勝浦
デンオン(現デノン)がハウジング材に竹を使った高級ヘッドフォンを出してるではないの!孟宗竹ハウジング、いいね。竹は響きが良さそうなので、ヘッドフォンのハウジングには向いてる素材な気がする。薄く加工した竹を何枚も貼り合わせている構造はイマイチだけど、竹は厚みに限りがあるし仕方ないんだろうね。

だけど天然素材を使った高級ヘッドフォンは30年も前にソニーが出してるんだよね、確か無垢のヒノキから削りだした材料をハウジングに使ってたと思う。このデンオンのヘッドフォンはソニーのパクリとしか思えん。そうそう、これこれ、MDR-R10。確か受注生産で定価36万円だったと思う。豪華なアタッシュケースに入っていて、完全にオーディオアクセサリの域を超えたオーディオ機器棚って思ったのを覚えている。

このMDR-R10が高くて手が出せなかった俺がバイト代を投じて買ったのがMDR-CD3000。これも凄くいいヘッドフォンで、それまで使ってた1万円クラスのヘッドフォントは別次元の高音質だった。ハウジングは振動版と同じバイオセルロース。値段は定価5万円と、今でも躊躇する値段。今も押入れのなかに仕舞ってあるけど、今度引っ張り出して修理してみようかな。ヘッドバンドやイヤーパッドが劣化してしまってるんだよね。

オーディオがさっぱり売れなくなってオーディオメーカーはどうしてるのかと思ったら、デンオンは20万円もする高級ヘッドフォンを作っていたとは。学生時代にオーディオが好きでセパレートコンポ買ったり高級ヘッドフォン買ったりしてたけど、デンオンってイマイチ好きなメーカじゃなかったけどね (^^;