Honda NR2018年10月16日 23時04分10秒

Z900RS
アラフィフライダーには凄く懐かしいホンダNR、愛車として乗ってる人いるんだね。NRはバブル崩壊直後に市販された公道走行可能なほぼレーサーマシンで、当時としては破格の500万円というプライスタグをつけていたバイク。当時はあまりメカに詳しくなかったけど、楕円ピストンに8バルブというユニークなスペックに凄く魅力を感じたのを覚えている。ロータリーエンジンを積むFD3Sのような孤高の存在っていうのかな、他の何にも似ていないユニークなエンジンを積むNRは特別な存在に感じた。

今思うと1気筒当たり8個もバルブ積んだらフリクションロスが超大きくなりそうだとか、楕円ピストンは燃焼室形状がいびつになって燃焼制御が難しそうだとか、デメリットの方が多いんじゃないかって思ってしまう。きっとそれは当たっていて、だからNRは姿を消したんだと思う。素人目にも無謀に思える楕円ピストンエンジンなんだけど、その実用化に挑戦したホンダって凄いメーカーだと思うし、勢いがあったんだなって思う。

楕円ピストンエンジンはレース界で大成功を収めることはできなかったけど、一方で普通のDOHCエンジンの2倍の32個もバルブが動いていると思うと楽しくなるのも事実。趣味の世界なんだから、スペックやパフォーマンスよりもギミックにこだわるのはアリだと思う。もしNRが1気筒当たりバルブ6個にした24バルブ仕様だったらレースで勝ってたかもって妄想するのも楽しい。