幸福論(続き)2018年12月04日 23時17分47秒

晩秋
オメガスピードマスターを使い始めて22年、ロードスターに乗り始めて25年、ニコンのディジタルカメラ(Fマウント)を使い始めて26年、周りがあきれるほど気に入ったものを長く使い続けている俺。他にも修理しながら22年使ってるサザビーのスーツケースとか、20年使ってるG-Shock DW-5600C-1とか、気に入ったものは可能な限り修理して長く使うのが好き。だって古くなればなるほど思い出も多く愛着も深まるんだから、これは若者には手にすることができないオジサンの特権だと思うんだよね(^^)

好きなものを長く使うのが好きだといっても、学生時代はバイト代を貯めてレーザーディスクプレーヤを買ったし、最初のディジタルカメラはまだデジカメの知名度が低かった1998年に手に入れてるし、新しいものに興味がない訳じゃないんだよね。だけどずっと使いたいと思って買うものと、1年使えたりいやって思って買うもののように、最初から明確に区別してるよーな気がする。そんなこともあってか、衝動買いで後悔した経験はほとんどなかったりもする。

お金持ちの家に育ってたら、モノを買って幸せを感じることは無いのかもしれない。だけど子供の頃から欲しいものを何でも買ってもらえる境遇では無かったからか、欲しいものを手に入れることで幸福感を感じるんだよね。一方でモノを手に入れることで感じられる幸福にも限度があるとも思う。そもそも年齢を重ねると欲しいものが無くなってくる。若い頃はそんな事思いもしなかったんだけど、同年代の多くの友人がそう感じている。欲しいものが無くなってしまっては、モノを買って幸せを感じる事が出来なくなってしまう。

今一番の幸せは、家族と一緒に過ごす時間。海外出張中ということもあってか、息子と過ごす時間は特に幸せに感じる。ほんと父親になれて良かった。来年は時間作ってキャンプに行かないと (^^)