NAに乗り続ける理由2019年02月11日 23時07分07秒

NA6 インテリア
NAに乗り続ける理由か、そんなこと考えたことなかったカモ。NA6を新車で買った当時から最低でも30年乗ると公言していたけど、あと4年半でその30年に到達してしまう。当時は30年というと途轍もなく遠い未来で、「ずっと」の意味で30年と言っていたんだよね。それが4年半後になってしまった。通りで俺も歳をとる訳だ。

幸い事故にあう事も無く、また家族の理解も得ることができて25年余り乗り続けてこられた。もちろん自分の趣味であるスポーツカーを楽しむために所有してきたんだけど、少しづつ心境は変化してきて今は「1台でも多くロードスターを未来に残したい」って思いが強くなってきた。いつまでも自分でハンドルを握り続ける事は出来ないので、いつかは大事にしてくれる次の世代に受け継いでもらうしかないんだよね。クラッシックフェラーリ乗りの言う「一時的に預かっている」状態に近づいてきてるのかな、将来にバトンタッチするのが自分の役目的な...

最近NAロードスターは価格が高騰している。アフォーダブルなスポーツカーなのに値段が高騰するのは問題だという人もいるけど、個人的には今後NAロードスターが世代を超えて乗り継がれて行く為に避けて通れない道だろうなって思う。コンディションの良いクルマは新車以上の値がついて、それを買って維持できる人の手に渡る。それがまた世に出て、次の世代に引き継がれていく。自動車が文化になるってこういう事なのかもね。そんな事が現実に起きようとしていて、それに関わっていけるなんて凄くね?(^^)

旧車を維持するにはお金が掛るものなので、お金に余裕のある人がロードスターに魅力を感じてロードスターを手に入れてくれない事には続かない。車自体に魅力が無くて珍しいのはただの希少車で、それはクラッシックカー文化とは違うと思う。世界中のカーマニアがロードスターを求めて、タマ数の多い日本のNAを買い漁っているとも言われるけど、これは極めて健全な事なのかもしれないと思う今日この頃。

世界中に影響を与えて文化になろうとしているNAロードスターは、間違いなく日本車で初のモデルだよね。そんなNAロードスターを新車で買って乗り続けてこられた俺は本当に幸せ者だと思う。

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