スーツケース2019年11月03日 21時51分26秒

M2ドアノブ
なんか最近リモワのスーツケースを持ってるニポン人をよく見かける。リモワはおドイツの高級スーツケースメーカーで、ちょっとクラシカルなアルミ外装をまとったスタイリッシュで軽量なスーツケースが人気のブランド。フルサイズのスーツケースは20万円弱もするので、安モノのスーツケースが10個も買えてしまうお値段。

高いだけあってリモワのスーツケースは質感が高いんだけど、アルミ外装は衝撃に弱いというスーツケースとしては致命的な欠陥がある。アルミ外装は衝撃で凹んでしまい、復元力も弱い。薄いので手荒に扱われると簡単に凹んでしまうし、局所的に衝撃が加わると穴が開く恐れもある。スーツケースが壊れるとその後の旅程に影響を与えかねないので、アルミ製のスーツケースってどうなのって思ってしまう。

実際に空港のバゲッジクレームで見掛けるリモワのアルミスーツケースは結構凹んでいる。高級なのに長く使えないのって、スーツケースとしてどうかと思ってみたり。愛用のサムソナイトは結構古くて最近はほとんど見かけないABS樹脂製の外装。衝撃で割れる恐れがなく、凹んでも内側から押せば直るという優れもの。少々の衝撃ではビクともしない強靭なスーツケースだけど、ちょっと重いのがデメリット。もう100回近く海外に行ってるけど、未だ現役。アルミケースじゃこうはいかないと思う。

スーツケースで重要なのが内装、10年越えると内張が剥がれてくるものが多い。剥がれるくらいなら、個人的には内装なんて無い方がいいと思う。25年愛用しているサザビーも、18年前に買ったABS樹脂のサムソナイトも内装(内貼り)レスなスパルタンな仕様。20年前に買ったFRPなサムソナイトは内張が剥がれて劣化した接着剤の粉まみれになってしまった。