カリーナED2020年02月18日 17時18分31秒

内装はブラックが好き
NA6はスポーツカーらしく、全高は1235mmと市販車としてはかなり低め。現行NDロードスターの全高も初代と同じ1235mmと、基本的に歴代ロードスターの全高は同じ値。現行フェアレディZの全高は1315mmなので、並べるとロードスターはかなり低く見える。スポーツカーを名乗るなら、全高は1300mm以下であって欲しいところ。

バブルの頃、トヨタからカリーナEDが発売された。ドアに窓枠やピラーのないピラーレスのスポーティなハードトップセダンだったんだけど、特筆すべきはその全高。1985年に発売された初代カリーナEDの全高は1310mmmと、セダンとは思えない低さ。実際ピュアスポーツのフェアレディZより全高が低かったんだから驚き。セダンとしての居住性や使い勝手は悪かったハズだけど、カリーナEDは大ヒットした。

当時は背の低いセダンがスタイリッシュでカッコ良いと思われてたんだと思う。各メーカが背の低い4ドアセダンをラインナップしてたんだよね、マツダのペルソナとかも背が低いイメージを持っている。仲が良かった寮の先輩の愛車が親から譲り受けたカリーナED(確か2代目)だったので、カリーナEDの助手席には何度も乗ったことがあるんだけど、何故か全く印象に残っていなかったりもする。

EDはExciting Dressyの略なんだってね、あー恥ずかし(^^)

チューニングECU2020年02月18日 22時16分10秒

今からさかのぼること20年余の90年代後半、車の性能を高めるお手軽チューンとしてROMチューンが大ブームになった。レブリミッター解除やブーストアップなど、スポーツカーチューニングの定番メニューの一つとなった。昭和の終わりから平成の初め頃に登場したクルマは8ビットCPUを搭載していて、比較的容易にROMチューンをすることができた。

燃調や点火時期を自在にコントロールできる一方で、当時のROMチューンは全域に渡り燃料を濃くしただけなど、まともなセッティングをしていない粗悪品も多かった。インターネットもまだ黎明期で、一般の人にはどのチューナーが信頼できるか判断する術もなかった。効果のない粗悪ECUをつかまされた人も少なくなかったんじゃないかと思う。ロードスターも例外では無くて、怪しげECUが15万円とかで売られてた。信頼できるショップが無かったという理由から、マツダスピードB-SPECを選択した人も多かったんじゃないかと思う。

ヤフオクを見ると、今もチューニングROMが出品されている。きっと当時とは違ってマトモなROMなんだろうけど、そうだとしても現車合わせ無しにROMをポン付けするのって怖い。俺がROMを提供する側するなら絶対トラブルを起こさないであろう安全マップにするので、ROMチューンの効果は体感できないと思う。それでもノッキングが怖いよね、やっぱポン付けはあり得ない。パワーアップ目的ではなくて、燃費を含めたエンジン制御の最適化が目的ならポン付けROMチューンも有りかもしれないけどね。

特に圧縮比が高くなるとポン付けは怖い。マイNA6のROMチューンの目的はパワーアップじゃなくてノッキング防止だったりもする。圧縮比が11超えたらポン付けROMは止めた方がいいと思う。