あと9年2020年03月20日 22時19分05秒

桜咲く
現行フェアレディZが登場から12年、GTRは登場ら13年が経過し、ニッサンのスポーツカーの高齢化が止まらない。いくらGTRが毎年改良を続けて今も第一線級の走行性能を備えていると言っても、流石に商品力の低下は否めない。昔からアメ車のシボレーコルベットとかモデルライフが長かったけど、今やモデルライフの長さではニッサンが世界一かも。GTRが走るシーラカンスと呼ばれた三菱デボネアと並ぶまであと9年(笑)

ニッサンの国内向け新型車は2018年はゼロ、19年も1車種のみという状況。日産マーチは登場から10年が経過し、国内で唯一気をはいているニッサンの主力車種ノートも登場から8年が経過。ライバルのトヨタヤリスとホンダフィットが2月にモデルチェンジを果たしたにも拘らず、マーチもノートもリニューアルの噂さえも聞こえてこない。日産のディーラーマンはつらいだろうね、ライバルと戦おうにも売る商品がない。トヨタに次ぐ国内シェア2位だったころの面影はなく、こんな状況でホンダと勝負して勝てる訳がない。

カルロスゴーンは経営の効率化でニッサンを儲かる会社に立て直したのかもしれないけど、企業が競争力を保ち続ける持続性の視点が欠けていたってことなのかな。カルロスゴーン時代はニッサンの過去の資産を活用して利益を出してただけで、将来の投資や新車開発をおろそかにして利益を計上してたってことだと思う。今更ながら一番大切なのは消費者に認められるいいクルマを作ること、魅力的な製品を提供する事なんだよね。

儲かるクルマを作ろうとするとこんなふうになるっていう、ニッサンは悪いお手本になってしまってるよーな気がする。

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