復刻ブーム2020年07月09日 23時01分13秒

EUNOS ROADSTER
トヨタが2000GTのパーツを復刻するんだそうな。凄いね、最近の国産車メーカーのパーツ復刻の取り組み。2000GTの生産期間は1967-70年なので、もう50年も昔に生産されたクルマ。当然図面や金型などは残っていないだろうから、部品の復刻は大変な作業になると思う。おまけに2000GTの生産台数は337台と極端に少ないので、部品の販売で利益を出すことはまず期待できないと思う。

2000GTはオークションに出れば1億円を超える落札価格をつけることもあるモデル。そんなブランドのアイコンになるモデルを大切にするのは凄く良いよね、1台でも多くの2000GTが良いコンディションで後世に残ってくれたらと思う。トヨタ2000GTのパーツ復刻は絶対マツダの影響を受けてるよね、20年前のトヨタでは考えられなかったことだと思う。

部品の転売防止のために購入できるのは車両の所有者だけで、車両ごとに買える数量を限定するんだそう。確かに本当に必要な人のもとに部品が届かないのではメーカーが復刻する意味が薄れてしまうけど、これは部品で利益を出すつもりは無いって事だと思う。部品の復刻が一時の流行にとどまってしまい、注文文を生産したら次は無いという事にならないといいんだけど。

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