プロテイン塗装2020年09月24日 23時49分05秒

インテリア
90年代、クルマなどによくプロテイン塗装と呼ばれる肌触りのよい塗装が採用されていた。プロテイン塗装はウレタン系の塗料にコラーゲンを添加した塗料を使っていて、独特の艶のないしっとりとした肌触りが特徴。そのソフトな風合いが好まれて採用されているんだろうけど、プロテイン塗装は経年変化でベトベトになってしまう。問題はその耐用年数で、早い場合だと2-3年程度でネチネチしてくる。

NAロードスターの限定車(Vスぺ)のダッシュボードやM2 1028のコンソールパネルにもプロテイン塗装が採用されているんだけど、経年変化で劣化してもれなくベトベトになっている。二十数年経ってベトベトになるなら分からんでもないけど、車の耐用年数よりも明らかに短い数年の間にベトベトしだすのは問題だと思う。プロテイン塗装が数年でベトベトになる事くらい分かってた筈なのに、なんでクルマに採用したんだろうね?

会社で使ってるDellのラップトップにもプロテイン塗装が施されている。2年半ぐらい使ってるんだけど、隅っことかテカテカになってきている。あと半年か1年もすればベトベト化が始まりそうな予感。BoseのノイズキャンセリングヘッドホンQC-20のコントロールユニットにもプロテイン塗装が施されていて、これはベトベト化が進行中。このヘッドホンはまだまだ使うつもりなので、剥離剤で剥がそうかと考え中。

ポータブルナビ(Panasonic Gorilla CN-SP510VL)の背面パネルにもプロテイン塗装が施されているんだけど、何故かこれだけはベトベト化が始まっていない。もう9年以上前に買ったポータブルナビなのに、なんでベトベトしないのか不思議。プロテイン塗装にも耐久性が高いものとかあるのかな?(^^;

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