ETC取付け2020年10月25日 23時03分39秒

ETCインディケータ
KLXにETCを取り付けてみた。準備したETCはJRM-11、アンテナ別体モデル。某クションで大量出品されていた未使用在庫品をゲット。送料込みで約18,000円と、新品定価と変わらない値段。バイクショップでETCを取り付けると工賃込みで30,000円ちょっとなんだけど、バイク屋の取り付けが信用できないので自分で取り付けることにした。配線の取り回しとか絶対手抜きされるし、エレクトロタップなんか使われると嫌だし。

バイク用ETCは取り付けが良くないと故障しやすいと言うことで、素人が取り付けられないようETC機材は量販店では市販されていない。だけどバイクってクルマと違って内装とかないので、配線の取り回しに手間が掛かるんだよね。量販店が丁寧な配線をやるとは思えないので、プライベータは自分で取り付けるのが吉。俺は今も現役のエンジニアだし、電気工事士資格を持つ電気工事のプロと言うことで取り付けは問題なし(笑)。

KLXのサイドカバーやシートを取り外してみて唖然、ETC本体を収めるスペースが全くないではないの。エアクリーナボックスの上に置けるんじゃ無いかと思ってたけど甘かった。エアクリボックスの上部はシートのフックがタンクに引っかかる為のスペースとして使われているので、そこにETCを置くとシートが付かなくなってしまう。ツールバッグの中に置くことは出来そうだけど、ETCは結構デカいので工具が入らなくなってしまう。この時点でアンテナ内蔵の一体型を買わなかったことを激しく後悔。

KLXを眺めること20分、唯一発見したのが左サイドカバーとバッテリーの間のスペース。サイドカバーにETCを貼り付けようかと考えていて閃いた。バッテリーにマジックテープでETCを貼り付ければ良いではないの!バッテリー表面は平たいのでマジックテープの付きも良いし、バッテリーが死んだ時は新しいバッテリーにまたマジックテープを張り直せばOK。サイドカバーを外すだけでETCカードの出し入れが出来るので、シート下にETCを置くより利便性も高い。

アンテナはバックミラーステムに共締めしようと思ったんだけど、ネジが鬼トルクで締められていて固くて緩まなかった。他にいい場所は無いか考えた結果、トップブリッジのフロントフォークを取り付けているネジに共締めすることにした。結果的にこの方が見た目にスマートに収まった。LEDインディケータはメータの右脇に固定したんだけど、これもノーマル然とした自然な見た目に仕上がった。予想以上にスマートに取り付けることが出来て大満足、やっぱショップで取り付けなくて正解だった。

配線は車体のワイヤーハーネスに沿わせながら、タンクをずらしたりしつつ手間を惜しまず取り回し。電源はキースイッチと連動するリヤのナンバー灯から分岐して配線。作業時間はトータルで3時間余りと、休日の作業に丁度良い作業量だった。あとでググってみたんだけど、KLXにETCを取り付けてる記事ってほとんど見当たらないんだよね。KLXで高速は辛いのでETCってあんまり付けてる人居ないのかな?俺もまさか納車14年目でKLXにETC取り付けるとは思いもしなかったよ。もう30回以上は高速道路使ってるよね、どうせならもっと早く取り付けておくべきだった(^^;

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