直62021年01月27日 23時38分27秒

シングルエンジン
単車に6気筒エンジンはちょっとデメリットが大きいように思う。6気筒の主なメリットは4気筒よりスムーズに回る事とエンジンの総排気量を大きく出来る事だけど、単車に大きなエンジンを積むには限界がある。効率的に1気筒当たり500ccがガソリンエンジンのベストな排気量だとすると、6気筒エンジンの適切な排気量は3000ccということになる。だけど単車に3000ccは大きすぎる。大きなエンジンを支えるためにフレームやシャシーは頑丈にせざるを得ず、取り回しが出来ない程重くて大きくなってしまいそう。

単車のエンジンは1000ccくらいの排気量がベストだとすると、6気筒にしたら1気筒当たりの排気量が167ccとちょっと小さくなりすぎる。400ccマルチよりは気筒当たりの排気量は大きく出来るけど、それでも排気量の割に大きくて嵩張る効率の悪いエンジンになってしまう。単車はクルマ以上にコンパクトさが優先されるので、6気筒エンジンはメリットよりもデメリットの方が目立ってしまう。

だけど6気筒エンジンのどーだ度は高い。一目で6気筒だと分かるエンジンは見た目も迫力満点でメカ好きにはたまらない。コストは掛るけど、単車は元々趣味性の高い乗り物なので許容されると思う。だけどアラフィフライダーには重くて乗りこなせないだろうね、リターンライダーは手を出さない方が無難。アラフィフにはハンターカブくらいが丁度いいんだよね、見栄なんて張らずにハンターカブを振り回してるのも悪くないと思う今日この頃(^^)

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