不動産ババ抜き2021年04月27日 20時37分06秒

夕焼け
マンションの販売価格が2013年の初めころからずっと上昇を続けているらしい。この傾向は首都圏だけの話ではなくて、全国平均で2012年比1.5倍以上になっているというから驚く。都内はもっと上昇してるらしい。買い求める人が多いから価格が上昇するんだろうけど、景況感は良くないと言われるのになんでマンションが売れるんだろうね?

住宅用の土地も建売りの戸建て住戸も殆ど価格は上昇していないのに、マンションの販売価格だけが値上がりしているという不思議。このまま高値で安定すれば誰も悲しまずに済むんだけど、やっぱどう考えても普通じゃないので、そのうちマンション価格は下落に転じるんぢゃないかと思う。

ウチのマンションに入居したのは2012年9月、契約したのは2011年末。シンガポールから2011年の6月に帰国してマンション購入を検討し始め、最初に訪れたモデルルームで即仮契約。とても良い立地で条件のいい部屋がおさえられたので即断したんだけど、住み慣れた行徳エリアに限れば今のマンションよりも魅力を感じる新築物件は出てなかったりもする。行徳って歴史のある街なので、新築マンションの供給が少ないのもその理由の一つ。ほんとラッキーだったね、欲しい時が買い時とはよく言ったもんだと思う。

購入当時はリーマンショック後のマンション不況の影響がようやく和らいできた頃で、同地域に久しぶりに供給される新築マンションという事もあってそれなりに注目された物件だった。そのためかディベロッパーが強気の価格設定をしていると言われてたんだけど、そんなのは誤差の範囲で今思えばほぼ底値だった。10年近く住んでるのに新築購入価格に近い値で買い手が付くというから嬉しい誤算。

売るつもりはないので価格が上がっても実生活にはほとんど影響無いんだけど、資産が増えたって考えると嬉しくなってくる。高度成長期はこれが当たり前の状況だったなんて凄いよね。ほとんどの国民が土地神話を信じてる状況で突然バブルが崩壊したら、そりゃババ引いても仕方ないと思う。社会人としてバブル崩壊を経験しなくてよかったとつくづく思う今日この頃。

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