憧れの10012022年03月04日 23時04分10秒

EUNOS ROADSTER
M2 1001が発売されたときのことは今もはっきりと覚えている。まだ大学生だったんだけど、黒を基調とした内装に鈍く光るバフ掛けされたアルミのシルバーパーツが渋くて痺れた。太いアルミ製のロールバーに革巻きのカバーも超カッコいいと思った。特集された雑誌を買って穴があくほど読んでたっけ。俺にとって1001は理想とするスポーツカーの原点というか、憧れだった。

だけど30年余り経った今はどう感じているかというと、内装以外はそうでも無かったりする。ロードライトを内蔵したフロントバンパーも悪くは無いけどノーマルのバンパーの方が好きだし、15インチのパナスポーツ製のシルバーに塗装された15インチアルミホイールも正直好みではなかったりもする。当時カッコいいと思ってたロールゲージも、アルミ製なので強度不足(...つまり飾り)なんじゃないかなって思ってみたり。

どちらかというと今はM2 1028の方が好きかな。1028は純粋に走りを追求したモデルだったので、時間が経っても魅力が褪せないのかも。まぁどれだけ手間をかけてカスタムされたモデルでも自分の趣味に合わない部分があるので、俺は基本的にコンプリートカーって好きじゃないんだよね。それよりも標準グレードを手に入れて、自分好みにカスタムする方が楽しいし満足度も高いと思う。

だけど今NDを買ったとしても、多分フルノーマルで乗ると思う。NDはノーマルが一番カッコいい。車高はちょっと落とすかもしれないけど、それ以外はノーマルのままでいい。車高を落とすとホイールは内側に入っちゃうけど、別にそれでもOK。20代の頃はツライチがカッコいいと思ってたのに、まさか趣味がこれほど変わるとは(^^;