ECU2022年03月20日 18時46分27秒

ECU追加基盤
NA6ロードスターは生産から30年が経過し、電気系のトラブルも多くなってきている。中でも厄介なのがECU。ECUに使われている電子部品にはそれぞれ寿命があって、それらの中でも一番寿命が短いと言われているのが電解コンデンサ。10年過ぎればいつ液漏れを起こしても不思議ではないんだそう。電解コンデンサが液漏れするとコンデンサとしての機能が失われるだけでなくて、漏れた液がプリント基盤や他のコンポーネントを腐食させてしまう。手当てが遅れると修復が不可能なほどのダメージを与えてしまうから怖い。

電解コンデンサは液漏れする前に新品に交換することでトラブルを未然に防ぐことができるので、NA乗りは1日も早く新品コンデンサへの交換をしたほうがいいと思う。俺も帰国したらワンオーナー号だけでなく、赤号、黒号、白号の全車とも電解コンデンサを新品に交換するつもり。まだ不具合は出てなかったけど、小さな液漏れは起こしている可能性アリ。もちろん自分で交換する予定なんだけど、俺には秘密兵器「電動式半田吸い取り機」があるので比較的簡単に出来るハズ(^^)

NAのECUって樹脂でモールドされてなくてよかったと思う。水分や湿気から基盤やパーツを守るために樹脂で固めちゃうこともあるけど、もし樹脂でモールドされてたら電解コンデンサを交換することができなかったからね。ECUを再生産するにはCPUを作る必要があるので、そのハードルは相当高いと思う。ECUが壊れてクルマが動かなくなっちゃうのは納得がいかないよね、安心してNA6に乗るにはスペアECUは必須だと思う。