投資をしないリスクと資産運用 ― 2022年04月01日 22時47分59秒
社会人になって約30年経過。社会に出たのはバブルが崩壊した時期だったので、今までほとんど物価は上昇していない。つまり新入社員1年目の100万円と、現在の100万円に大きな価値の違いが生じていないことになる。TVのように30年前より値段の下がったモノもある為なのか、物価上昇を肌身で感じる機会って少なかったように思う。
デフレ経済下で育った今の若い人はそれが当たり前だと感じるかもしれないけど、実は世界的に見ても過去に前例がないほどレアケースだったりもする。ニポンもバブル崩壊前は給料も土地の値段もお菓子も毎年値上がりしてたので、資産を現金で持つことは目減りを意味していたんだよね。まぁ当時は銀行の利子も5%くらい付いてたけど。
今まで投資はしてこなかったんだけど、ここ30年間日本はデフレで物価が上昇しなかったので結果的にあまり損はしていなかった事になる。まぁ運が良かっただけとも言えるし、外貨に対して考えると損しているとも言える。なんとなくこの先ニポンもインフレになりそうだし、今投資を始めるのってタイミング的には悪くない気がする今日この頃。
そんな訳で、日本に帰国したら資産運用を始めてみようかと考え中。今まで株式投資とか一度もやったことないんだけど、貯めた出張旅費の一部を投資に回してみようかと。色々と勉強になると思うし、始めてみないと分からない事もあるハズ。定年後とか急に投資を始めても失敗する可能性が高いと思うので、丁度いいタイミングなのかなと。
日本株への投資も考えてるんだけど、銘柄選びは難しい。サービス業とかはなじみが薄いので、今のところ製造業を中心に勉強中。半導体関連やEV関連銘柄とか幾つか買いたいし、配当の安定している銘柄からも選んでみようかと思案中。数年前に比べると株価は随分と高いんだけど、最安値に近い相場で買うなんてことは現実的じゃないので、自分なりに将来性を考えて選ぶつもり。
今気になってる資産運用先の一つがウェルスナビ。世界経済の成長を前提に、世界約50カ国の株式、債券、金、不動産などに分散投資するというもの。資産運用のプロセスは自動化されていて、投資先の選択や配分はアルゴリズムに従って自動で行われる。手数料はちょっと高めだけど、投資や運用に余計な判断や迷いが介入しないので、長期的な資産運用を考えてる俺には向いてると思う。
ただ現在は歴史的とも言われるほど円安が進行しているので、直観的に海外に投資するのには向いていない時期な気がする。まとまった金を一気に投資するよりも、その資金を各月の積み立て投資に振り分けたほうが良いのかななんて考えてみたり。こういうことを考えるのも大事だと思うし、面白くもあるんだよね。
なによりお金が絡むと力が入るよね、資産運用はボケ防止にも効果高そう(^^)
デフレ経済下で育った今の若い人はそれが当たり前だと感じるかもしれないけど、実は世界的に見ても過去に前例がないほどレアケースだったりもする。ニポンもバブル崩壊前は給料も土地の値段もお菓子も毎年値上がりしてたので、資産を現金で持つことは目減りを意味していたんだよね。まぁ当時は銀行の利子も5%くらい付いてたけど。
今まで投資はしてこなかったんだけど、ここ30年間日本はデフレで物価が上昇しなかったので結果的にあまり損はしていなかった事になる。まぁ運が良かっただけとも言えるし、外貨に対して考えると損しているとも言える。なんとなくこの先ニポンもインフレになりそうだし、今投資を始めるのってタイミング的には悪くない気がする今日この頃。
そんな訳で、日本に帰国したら資産運用を始めてみようかと考え中。今まで株式投資とか一度もやったことないんだけど、貯めた出張旅費の一部を投資に回してみようかと。色々と勉強になると思うし、始めてみないと分からない事もあるハズ。定年後とか急に投資を始めても失敗する可能性が高いと思うので、丁度いいタイミングなのかなと。
日本株への投資も考えてるんだけど、銘柄選びは難しい。サービス業とかはなじみが薄いので、今のところ製造業を中心に勉強中。半導体関連やEV関連銘柄とか幾つか買いたいし、配当の安定している銘柄からも選んでみようかと思案中。数年前に比べると株価は随分と高いんだけど、最安値に近い相場で買うなんてことは現実的じゃないので、自分なりに将来性を考えて選ぶつもり。
今気になってる資産運用先の一つがウェルスナビ。世界経済の成長を前提に、世界約50カ国の株式、債券、金、不動産などに分散投資するというもの。資産運用のプロセスは自動化されていて、投資先の選択や配分はアルゴリズムに従って自動で行われる。手数料はちょっと高めだけど、投資や運用に余計な判断や迷いが介入しないので、長期的な資産運用を考えてる俺には向いてると思う。
ただ現在は歴史的とも言われるほど円安が進行しているので、直観的に海外に投資するのには向いていない時期な気がする。まとまった金を一気に投資するよりも、その資金を各月の積み立て投資に振り分けたほうが良いのかななんて考えてみたり。こういうことを考えるのも大事だと思うし、面白くもあるんだよね。
なによりお金が絡むと力が入るよね、資産運用はボケ防止にも効果高そう(^^)
MR-G ― 2022年04月02日 20時05分27秒
カシオがメタルボディのG-Shockを発売。スクウェアデザインのオリジナルモデルをメタルケースを使って復刻させたもの。ウレタン樹脂製のベゼルやベルトがブラックカラーのタイタニウム素材に変更されてるんだけど、1983年発売のオリジンを忠実にコピーした完成度の高い仕上がり。ぱっと見普通のG-Shockでありながら、フルメタル仕様というのがいいね。ちょっと欲しいカモ。
驚きなのがその値段、なんど税込み46万2000円。いくら高級素材をケースやベルトに採用したとしても、カシオの時計にこの値段は無いと思う。まぁ最近のお金持ちは使い捨て時計にこのくらいのお金を払っちゃうのかもしれないけど、一般的にはメーカーが長期にわたりメンテナンスサービスを展開して然るべき価格帯。46万円の時計を売るからには、例えば今後30年間の補修部品の供給とメーカー修理を保証するくらいのサービスをメーカとして提供すべきだと思う。
カシオが実施した経年劣化したウレタンベゼルやベルトを交換するG-Shockのレストアサービスはユーザーから高い評価を受けているけど、それは販売価格が1万円だった腕時計にレストアサービスを展開しているから。46万円の時計に1万円のG-Shockと同じメンテナンスサービスや部品供給体制しか考えてないとしたら、それは問題だと思う。将来の部品供給を考慮して、販売数が多くてシンプルなDW-5600Eと同じムーブメントを採用するとか、リファレンスモデルには長く使い続けられる点を追い求めて欲しい。
驚きなのがその値段、なんど税込み46万2000円。いくら高級素材をケースやベルトに採用したとしても、カシオの時計にこの値段は無いと思う。まぁ最近のお金持ちは使い捨て時計にこのくらいのお金を払っちゃうのかもしれないけど、一般的にはメーカーが長期にわたりメンテナンスサービスを展開して然るべき価格帯。46万円の時計を売るからには、例えば今後30年間の補修部品の供給とメーカー修理を保証するくらいのサービスをメーカとして提供すべきだと思う。
カシオが実施した経年劣化したウレタンベゼルやベルトを交換するG-Shockのレストアサービスはユーザーから高い評価を受けているけど、それは販売価格が1万円だった腕時計にレストアサービスを展開しているから。46万円の時計に1万円のG-Shockと同じメンテナンスサービスや部品供給体制しか考えてないとしたら、それは問題だと思う。将来の部品供給を考慮して、販売数が多くてシンプルなDW-5600Eと同じムーブメントを採用するとか、リファレンスモデルには長く使い続けられる点を追い求めて欲しい。
ロレックスマラソン ― 2022年04月03日 21時05分21秒
高級腕時計の価格高騰のニュースをよく目にする。代表的なのがロレックスで、人気モデルは常に品切れで定価で買うことができない状況。ロレックス販売店をはしごして在庫がないか確認して回るロレックスマラソンなる新語が作られるほど、ロレックスは品薄の状態が恒常化している。ここ数年、腕時計投資を進めるネット記事もよく目にするようになった。
だけどこの状況っていつまでも続かないよね、現在の状況はバブルだと思う。デイトナのポールニューマンモデルが高値を付けるのは分かるけど、現行標準品が品薄で定価で買えない状況はどう考えても健全じゃない。こんな状況が長く続くとロレックスファンが減るだけでなく、高級腕時計人気に水を差す結果になると思う。
新興国の経済成長に伴って現れた富裕層が高級腕時計を買い求めるようになり、生産量を増やすことが難しい機械式時計が手に入れづらくなった。品薄が続くと次第にプレミア価格で取引されるようになり、腕時計は儲かるということで一般ユーザーも2つ目、3つ目の時計を買い求めるようになる。それが更なる品薄状態を招き、価格は高値更新を続けているのが現状だと思う。
1990年代前半のビンテージジーンズブームの時はインディゴ染めのデニムが軒並み価格が高騰したんだけど、ブームが去ると希少価値の高い一部のモデルを除いて価格は暴落した。
機械式腕時計は生産数の拡大が簡単ではないとはいえ、現行モデルは今この瞬間も生産されている。そう考えると絶対数が増える事のないビンテージデニムよりは稀少性は高くないと考えられる。現状は求める人が製品供給を上回っているけど、いずれ需要が一巡したところでバブルは崩壊すると思う。
だけどこの状況っていつまでも続かないよね、現在の状況はバブルだと思う。デイトナのポールニューマンモデルが高値を付けるのは分かるけど、現行標準品が品薄で定価で買えない状況はどう考えても健全じゃない。こんな状況が長く続くとロレックスファンが減るだけでなく、高級腕時計人気に水を差す結果になると思う。
新興国の経済成長に伴って現れた富裕層が高級腕時計を買い求めるようになり、生産量を増やすことが難しい機械式時計が手に入れづらくなった。品薄が続くと次第にプレミア価格で取引されるようになり、腕時計は儲かるということで一般ユーザーも2つ目、3つ目の時計を買い求めるようになる。それが更なる品薄状態を招き、価格は高値更新を続けているのが現状だと思う。
1990年代前半のビンテージジーンズブームの時はインディゴ染めのデニムが軒並み価格が高騰したんだけど、ブームが去ると希少価値の高い一部のモデルを除いて価格は暴落した。
機械式腕時計は生産数の拡大が簡単ではないとはいえ、現行モデルは今この瞬間も生産されている。そう考えると絶対数が増える事のないビンテージデニムよりは稀少性は高くないと考えられる。現状は求める人が製品供給を上回っているけど、いずれ需要が一巡したところでバブルは崩壊すると思う。