二代目はクリスチャン2024年03月02日 23時02分50秒



中学の頃に見た映画、「二代目はクリスチャン」。主演は志穂美悦子、ヤクザの二代目を継ぐシスター役を演じた映画なんだけど、当時一番好きな映画だった。原作・脚本はつかこうへい、監督は井筒和幸。ストーリーは面白いんだけど、大人になって観ると大して感動しないというか、どちらかと言えばちょっとイマイチに感じたんだよね。年齢を経ると共に、感じ方が変わることを実感。

40代に見て感動した映画、「永遠の0」。この映画はストーリーに感動したと言うよりも、空母を再現したSFXに感動したんだよね。追い込まれて戦争に突き進んだ日本が、国の存亡を掛けて空母「赤城」を作ったと思うと、涙がこみ上げてきた。ディーゼルエンジンを積んだ赤城がサイドのスタックから白い煙を吐き出すシーンを見て、涙が止まらなかった俺はちょっと変なのか?(^^;

俺の3歳年上の兄も「永遠の0」に感動したようだけど、母親には響かなかった模様。母親は戦争を知らない世代だけど、戦後の貧しい日本を経験した世代。多分俺の母親に限らず、この世代に「永遠の0」は響かないんだと思う。若い頃は邦画なんて殆ど見なかったけど、今は飛行機に乗って最初にチェックするのは邦画なんだよね。この先どんな映画に感動するようになるんだろうね?

先週バンコク行きの機内で見たマンホールは久しぶりのクソ作品だった(笑)