RHT2025年04月09日 23時57分56秒

EUNOS ROADSTER
3代目NCロードスターにはRHTと名付けられた、開閉可能なハードトップを備えたモデルがあった。RHTが発表されたときは興奮したんだよね、ハードトップの静粛性や快適性とソフトトップの解放感を両立する非常に魅力的なモデルの登場に心が躍った。実際にマツダディーラに足を運んで試乗もしてみたし、人生最後のスポーツカー候補にしてもいいカモって思ったんだよね。

だけどNC RHTで唯一不満だったのがスタイリング。NCにはデタッチャブルハードトップ(DHT)もラインナップされていて、スタイリングはDHTの方が断然美しかった。RHTはリヤウィンドウが立っていて、クローズド状態のスタイリングがソフトトップモデルやDHTよりもカッコ悪かったんだよね。それでもNCのモデル末期にはRHTの売り上げが支配的だったから、RHTを魅力的に感じる人が多かったんだと思う。

RHTは重量も1100kgちょいと割と軽量な仕上がりだった。2Lエンジンを搭載するスポーツカーとしても十分に魅力的だったし、フルオープンになるメカニズムも秀逸だった。NCのモデル末期には時期ND型が原点回帰してエンジン排気量が小さくなることも噂されてたので、パワフルなNC RHTの購入に踏み切った人も居たと思う。結局NDもRF追加に併せて2Lエンジンが搭載されたので、ロードスター最速の称号はNDに譲る結果になってしまったけどね。

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