Backyard Builder by HRC Eng. 「とあるエンジニアの日常」

会社の社用車が新しくなった。5年使用したCX-8から新車のCX-8に交換。リース車なので、5年ごとに新車になるらしい。 5年乗ったCX-8はまだ新車のように綺麗だったんだけど、時間が来たのでドナドナ。CX-8は3列シートのSUVなんだけど、なかなかいいクルマで乗り心地も悪くない。車高が高いので道の悪いバンコクでも安心して乗れるし、ベースがトラックではないので室内も広くて快適。

ニポンではCX-8は絶版で既にCX-80にモデルチェンジしてるんだけど、タイではまだCX-8が現役でCX-80は販売されていないんだよね。どうせならCX-80が良かったんだけど、こればっかりはどうしようもない。 タイでもモデル末期ということで、カラーもグレードも選択肢が無く一択。明らかにメーカーは在庫整理モード。ただ今度のCX-8は最上級グレードらしく、シートベンチレーターやサンルーフが付いている。...サンルーフなんて一度も開けることないと思うけどね。

タイは自動車が高くて、MS Bing先生によるとCX-8の価格は1,549,000バーツから2,199,000バーツ、日本円にして730万円から1000万円もするんだそう。ニポンのおよそ2倍。タイではクルマは資産なんだよね。タイではクルマはローンを組んで買うのが当たり前。タイの所得はニポンの半分以下なので、ニポン人が1000～2000万円のローンを組んで車を買うようなイメージ。地方に行けば家は安く買えるので、家よりもクルマの方が高いのが普通なんぢゃないかな。

今タイでは政府補助金のおかげでBEVがたくさん売れてるんだけど、それらの中古車としての資産価値はエンジン車に見劣りするんじゃないかと思う。ローン組んでBEVをかっちゃったタイ人もいっぱい居ると思うんだけど、どうするんだろうね。まぁ笑いながら明るく乗り切るよーな気もするけどね。