排気量信仰2021年10月13日 21時58分45秒

KLX250
バイク乗りには排気量信仰ってあると思う。多分若い世代にはあまりなくて、強い排気量信仰を持つのはアラフィフ以上の世代。リターンライダーの多くがデカくて重くて乗りこなせなくても、大排気量モデルを買ってしまうのは排気量信仰以外の何物でもないと思う。クルマも排気量信仰があったけど、最近はバイクよりも薄れてきてるよーな気がする。ロードスターは4代目の最新モデルが最小排気量エンジンを搭載してるし。

そういう俺も若い頃は排気量にとらわれていて、将来はZepher 1100を買うと心に決めていた。それがいつの頃からか大排気量車への思いは消え、FTRを買ってからは軽量車の魅力に目覚めた。軽くて取り回しのいいバイクを振り回して乗る方が楽しいんだよね。学生時代の愛車Bandit 400も乗りこなせてなかったし、車もバイクも扱えるパワーを振り回して乗る方が楽しいし。今欲しいのは400ccクラスの単気筒エンジンを積むオフ車かな、トルクフルな出力特性のエンジンを積んだオフローダーを復活させてほしい。

世間ではアドベンチャーバイクが人気だけど、BMW R1250 GSでアドベンチャー走行できる技量を持ち合わせたアマチュアライダーなんて殆ど居ないと思うんだよね。R1250 GSで林道にでも立ち入ろうものなら、Uターンもままならないんぢゃないかと思う。重くて取り回しに苦労し、ぐラベルに足を取られて立ちゴケなんて姿が目に浮かぶ。多くの日本人にとってはハンターカブの方がよっぽどアドベンチャーできると思う今日この頃。

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