税金2018年12月01日 20時59分08秒

紅葉@房総
見直しが検討されている自動車に関わる税金。自動車の購入時にかかる取得税、排気量に応じて毎年課せられる自動車税、車検時に掛る重量税、燃料に掛かる揮発油税、どんだけ自動車関係で税金取るつもりやっちゅうねん(怒)。スマホの料金体系も複雑だけど、自動車関係の税金も十分複雑。もっとシンプルに、もっと公平に見直す必要があるっしょ。

排気量で税率の変わる自動車税とか、正直システムとしてとうの昔に破綻してると思う。元々は大排気量車は贅沢という発想でエンジンの大きな車に高い税金が課せられているようだけど、過給機が登場した時点でこの制度は見直しが必要だったと思う。13Bロータリーエンジンの排気量をレシプロ換算で2000cc相当としているけど、ターボやスーパーチャージャーの場合は過給圧とかで排気量を補正すべきでしょ。そういう意味では馬力に課税する方がまだ公平性があると思う。

困るのが電気自動車。そもそもエンジンが無いので、排気量で決まる自動車税は払う必要が無くなってしまう。だけど自動車税は非課税ではなくて、一番排気量の小さい1000cc以下の税額29,500円が課税されるらしい。0-100km/h加速2.7秒を誇るテスラモデルSの自動車税も29,500円というから馬鹿馬鹿しい。0-100km/h加速2.7秒といえば最新のランボルギーニでも達成できない程の加速な訳で、スーパースポーツと肩を並べるクルマでも電気自動車なら自動車税はトヨタパッソと同じ。

ブッシュ交換2018年12月02日 17時03分33秒

サクラム管
エンジンのリフレッシュや水回りの交換、幌やダッシュボードの交換など、ロードスターは普通のクルマではやらないような大掛かりなメンテナンスをやってきた。そんな中、まだ手を付けていない大掛かりメンテの一つに足回りのブッシュ交換がある。サスペンションはこれまでビルシュタインとテインに2度交換してるけど、ブッシュはまだ一度も交換していない。帰国したら足回りブッシュの交換をしようかと考え中。

この足回りのブッシュ交換だけど、丸26年で初めて交換という事は同様のペースだと次の交換は2044年。その時俺は74歳。今後初めて交換するものって、これが最後の交換になる可能性があるって事だね。セルモータやジェネレータ、あとフューエルポンプもまだ一度も交換していないんだけど、次の交換が最初で最後になる可能性大。こう考えるとなんか切ないね。

人の一生って意外と短いっていうか、クルマってメンテをしっかりとしてやれば意外と長く持つんだね。22歳で手に入れたクルマでこれなんだから、今ND買ったらあまり手を入れずに運転寿命を迎えるまで乗れそうな気がする。昔はこんなこと考えたことなかったんだけど、俺も歳とったってことかな (^^;

幸福論2018年12月03日 23時26分59秒

ワインディング
モノには人を幸福にする力があると思う。お金を貯めてほしいものを買うというのは、現代人の一つの幸福の形かと。世の中には新しいものに次々と買い替える人と、気に入ったものを長く使う人がいる。俺は完全に後者。典型的な前者の同僚がいるんだけど、浪費っぷりが凄くて心配になる。彼は昔オメガスピードマスター(オートマ)をしていたけど、数年おきに腕時計を買い替えている。今の時計はロレックスサブマリーナなんだけど、現場では使わず出張中はニポンで保管。傷が付いたら高く売れなくなるからだそうな。そう、最初から売るのが前提。

クルマもそう。入社時はS13シルビアに乗っていた。すぐに2代目MR-2に買い替え、その後も2、3年ごとに乗り換えを繰り返している。俺の知ってる範囲でもここ数年の間にレクサスIS、BMW 3シリーズ(4気筒)、BMW 3シリーズ(6気筒)へと3年目の車検の毎に買い替えている。本人曰くステップアップらしいけど、それってホントにステップアップなの?これまでにクルマを20台近く乗り換えていて、モデルチェンジもしていない同じ型のBMWからBMWに乗り換えてたこともあった。本人がそれで満足してるならそれでいいのかもしれないけど、どうみても幸せに見えないんだよね。

確かに新しいモノは魅力的だけど、モデルチェンジした新型が出ると最新モデルとしての魅力は失せてしまう。新しいモノを追い続けるのもいいけど、それってお金がかかるし疲れると思う。新しいモノはきりがないもんね、次々と新しいモノは出てくる訳で。22年使ってる愛機スピマスプロと新品のロレックスのデイトナを交換してくれるといっても、俺は絶対交換しない。デイトナは月行ってないし、未だにNASAはスピマスプロしか船外使用は認めてないし(笑)

スピマスプロは最も機能的でカッコ良くて、学生時代から一番欲しかった時計。入籍した日も息子が生まれた日も、22年間毎日腕に巻いていた愛機スピマスプロを超える腕時計は存在しない。スピマスプロを買ったとき、いつか息子が生まれてこの時計を譲ることが出来たらいいなって思ってた。最近は文字盤の夜光塗料が焼けてきて、アンティークの風合いも感じられて愛着がさらに増してきたし。

毎朝スピマスプロのネジを巻く幸せ、プライスレス (^^)