ヴィネットコントロール2009年12月25日 23時46分44秒

芝生パラパラ
前にも何度か書いたけど、高倍率ズームAiAF 28-200mm F3.5-5.6Gは広角端での周辺減光が激しい。レンズの味が云々っつうレベルではなく、実用上問題あると感じるレベル。50mmあたりから望遠端は周辺減光は気にならないけど、28mm広角端では完全に光量不足。

よくフルサイズのFXフォーマットは周辺減光が問題で、DXの方が優れてるといった意見を目にするけど、その考えはおかしいと思ふ。DXはフルサイズの中心だけを使っているのであって、DXフォーマットだと周辺減光が発生しない訳ではないし。DXフォーマット専用レンズを作れば、レンズの設計次第で周辺減光の問題が出てくる筈。

FXに比べてコンパクトなレンズが設計できるのはDXのメリットだけど、FXには豊かなボケと高感度耐性という特徴がある。DXにイメージサークルの大きなレンズをつける事はDXのメリットをスポイルさせている訳で、FXに中版カメラのレンズを付けて周辺減光のない写真を撮りたいかと言われれば俺の答えはNO。

D700には周辺減光を補正するヴィネットコントロールという機能が搭載されている。今までヴィネットコントロールは標準「N」に設定してたんだけど、設定を「H」に変えてAiAF 28-200mm F3.5-5.6Gで撮ってみた。

「H」にする事でこれなら実用レベルかなってくらいに周辺減光は改善された。単焦点の28mmとは比べるまでもないけど、広角端が使えないのはお出掛けレンズとして痛すぎる状況だっただけにかなり嬉しい(^^)

コメント

トラックバック