ロータスエリーゼ2017年07月07日 22時39分39秒

RX-VISION
ロータスがエリーゼのラインアップをリフレッシュ。その中でも気になるのが素のベーシックグレード「エリーゼ」。エアコンやオーディオ、フロアマットといった装備を取り除くことで約15kg軽量化。最も安いグレードで496万8000円と、なんと消費税込で500万円を切るというリーズナブルな価格設定。

個人的にフロアマットとオーディオは必須だけど、エアコンレスはアリかと思う。もちろんそれはNA6の代替にする場合の話。今の愛車NA6の代わりにするとしたらそれよりスパルタンなモデルしか選択肢が訳で、この素のエリーゼは条件を満たしているように思える。ただNA6とは24年もの付き合いがあって、色々な思い出もくっついてくるので全損で廃車にでもならない限りエリーゼへの乗り換えなんて有り得ないけどね。

オールアルミモノコックのシャシーはエリーゼのフェーズI発表時に新開発されたものだったから、エリーゼはもう25年も基本構造を変えずに造り続けられている超ロングセラーモデルということになる。フェーズIは車重600kg台だったと思うけど、安全装備や快適装備で重量は増え、この素のモデルで乾燥車重は798kg。昔よりは重くなったけど、それでも現代のクルマとしては特筆すべき軽さ。マイNA6との比較では、実測比較でも120-130kgくらいは十分軽いと思われる。

搭載されるパワーユニットは1.6L DOHC 4気筒1ZRエンジン、信頼のトヨタ製。最高出力136ps/6800rpmは800kgの軽量ボディを加速させるには十分過ぎると思う。マイNA6はガソリン満タンで実測960kg、ボアアップ後の出力を150-160psとしたら動力性能的にはそれほど大きな違いはないかも知れない。だけど絶対的な重量の軽さと、それを出力の小さいエンジンで駆るエリーゼの方が軽快で痛快なのは間違いない。

でもね、やっぱりロードスターの方がいい。もしマイNA6が不幸にも廃車になってしまっても、俺がエリーゼを買う事はないだろうね。それよりもND5買って2Lエンジンに換装して、エアコンやら何やら外して実測990kgの2L NDを作ってみたい。羊の皮を被った狼的NDだね、少なくとも国内ではね (^^)