古地図散歩2020年07月17日 23時24分11秒

ヒメジオン?
最近スマホにインストールした古地図散歩っていうアプリが面白い。Google Mapに古いものだと1900年頃の古地図や、1940年代の航空写真をレイヤリングして表示できるというモノ。関東周辺は明治初期の地図も参照できて、今住んでる行徳エリアが明治初期には水田だったことが分かる。昭和初期には行徳水郷と呼ばれていたんだそう。現在地も表示されるので、このアプリ見ながら街を散策すると楽しそう。

古地図で昔の海岸線を見るのも楽しい。いま行徳鳥獣保護区になっているエリアが明治初期の海岸線で、鳥獣保護区の湿地は当時の瀬の一部がそのまま残されているらしい。その沖には「泥」と書かれたエリアが広がっていて、昔は行徳沖にも広大な瀬が広がっていたのがよく分かる。以前はこの辺りでアサリやハマグリがたくさん取れていたんだろうね。浦安は今もアサリやハマグリで有名なんだけど、古地図を見ると焼きはまぐり・あさりの専門店がある理由がよく分かる。

近年住宅街として急速に開発の進んだ新浦安は完全に海の中で、東日本大震災の時に液状化がおこった埋め立て地エリアと一致する。住宅を購入する人は、昔その土地がどのように使われていたのか購入前に古地図でチェックしてみると言いと思う。