S13のデザイン2024年02月27日 22時14分55秒

EUNOS ROADSTER
S13シルビアの登場は1988年、俺がクルマの免許を取得した18歳の時だった。S13の印象は、「シンプルで美しくてデザインの完成度が凄く高い」だった。薄いグリーンメタリックとガンメタのツートンカラーも新鮮だったし、アートフォースシルビアっていうキャッチコピーもカッコ良かった。それまで2ドアクーペはホンダのプレリュードが人気あったけど、後発のシルビアの方が垢抜けていてカッコ良くみえたんだよね。高専を卒業して就職する際、S13を通勤車として買った友人も何人かいた。

コンパクトなボディにFRのパッケージングを持つS13は走りも良くて、モデル末期には走り屋の車としてのイメージが定着。大ヒット車種だったこともあり中古のタマ数も多く、ハチロクと並んでチューニングベース車両として乗り潰された車両が多かったと思う。最上級グレードのK'sは最高出力205psを発揮するSR20を積んでたけど、直6のRB20を積むR32スカイライン type-Mよりも軽くて速いと評判だったっけ。

そんなシルビアだけど、今見るとなんかパッとしないんだよね、何でだろ?(^^; NAロードスターもS13と同じくデザインの完成度の高さが印象的だったんだけど、NAロードスターの方がカッコ良くて色褪せないデザインだと思う。今見てもFD3Sもカッコいいし、アンヴェールから10年が経過したNDロードスターもカッコいいし、マツダで一番凄いのはスポーツカーのデザイン力な気がする。